西の坂&龍神の庭〜手入れ
こんばんは🌆
コロナ禍がなおるまでご朱印受けは休止します。不要不急の外出を避け感染防止につとめましょう。
ここ数日は外作務に集中しています。ここは広済寺墓地の西の坂エリア。昨日のようすです。
左は土手。こちらから、そしてお隣さんから越境してしまう草木や枝を剪定しながら、坂に面した箱庭の中も手を入れていきます。
剪定枝と草の量が凄いので、昨日はここまで。
けさから続きをやります。
▲剪定ばさみでグラウンドカバーのミントをチョキチョキ切っていきます。つげと白アジサイは徒長枝のみザックリ落として、本体は残します。ここは大雨の時、雨水が勢いをつけて流れ落ちてくる場所です。このブロックはゴミ置き場というより水止めとして、やっつけ的に設置した感じですね。いずれにせよ支えの万年塀が弱くなっているので、不要になった戸板を砂利を詰めたドラム缶を噛ませて埋め込んだり、つげとアジサイの植栽で崩落防止策を取っています。もう何年も前ですが、お金をかけないで工夫しました。
長方形の石の下にドラム缶が埋まっています。後世の住職が大改修でもした時に、出現することでしょう。
▲椿や雑木もバッサリです。だいぶサッパリ!
このまま蔓延らせるとチャドクガの幼虫のたまごがかえってしまうし、草木の茂みに蜂の巣ができてしまうからです。ことしは別のもっと低い場所で、蜂の巣がすでに散見されているので、台風が多い年になるでしょう。
野生のアイビーもいっぱいあるんです。
こんなんどうするか?と言うと⋯
見つけては、たぬきの学校に持って行き、校舎に這わせます。
▲K館の時計台
▲J館とその前の花壇をモチーフにしたエリア。
▲万代記念図書館から学食棟
▲丹沢山系からのアングル。建物の連続する雰囲気が、法事の食事処、日向の天成園さんの駐車場から見えたものです。いずれ解体される学びやを見るのが辛いから、複雑な気持ちでした。2000年頃のことです。
G館にかくれんぼするお地蔵さん
往時の青山学院大学厚木キャンパスでは、打ちっぱなしのコンクリートの校舎にアイビーが絡み、その成長をみて、卒業して何年経つんだなあというのがあったのです。
運んでは焚いての繰り返し。草木のにおい、土のにおい、好きですね。
西の坂をもっとやってあげたいのですが、雑木の剪定材を入れちゃうと隙間があいてなかなか火が回りません。龍神の庭のやっコイ草を刈り込んで焚きつけにしたほうが火も回るし、日々の墓参のかたへもやった感じがとりあえず出るので、スイッチします。
▲蛇🐍や猫の死骸を埋めてあるので、お金にまつわる龍神の庭と呼んでいます。が⋯ずっと出来なかったので、どくだみが優勢になってしまいました。
▲全部刈ってみよう!
▲輝ぴょんにもらった謎の植物が生きていました。素晴らしい!グラジオラスは1本、勢い余って切ってしまい惜しいことをしました。
龍神の庭〜本来の姿が戻ってきました。
▲白い手水鉢は、以前の庫裡のお便所にあったものの転用です。崎陽軒のシウマイについてくるひょうちゃんを入れてオブジェにしていたのですが、だいぶ劣化していたので今回チャイ。ただの水場にしました。
▲偶然浮かんだドクダミの花が可憐でしょ。栓をかってみたのですが、漏れそうになければ明日、メダカを入れましょう。
▲豊橋の貴女管er、カーメン先生によると、「ドクダミはお茶や薬草になるし、花も可憐なのであえて取ろうとしないで共存するのも手だよ」という動画を見て、今回は刈り込みだけです。
空き地はあえて箱庭にし、季節の花を咲かせ、シーズンが終わったら剪定しながら草も除去するのが私のやり方です。サラの土に、例えばボタンだけといった、いかにも禅寺の庭だと、地面の草のみが目立ち、草引きに追われてしまう。その解決策が箱庭です。
線香つけもちょっといたずらしてみます。
▲うん。いいじゃん。
元々、龍神の庭のオブジェでしたが、視界に入らないので、ここに移転。ありがたさとラッキーな感じがしてまいります♪
▲西の坂。やったところをザッとはいて、仕上げ。
作務はずっと歩ったり、しゃがんだりで足腰の強化になります。剪定ばさみを使うので、前腕のトレーニングになっています。グチャグチャだったところがきれいになっていくのが、ハマるのです。
ただお散歩しているのが なんともまあ もったいなく思う。
貧乏性なのは。〜どうげん