新お坊さんの智恵袋

どうげんが毎日発信〜きょうの広済寺・住職の予定情報をいちはやく!

晩秋の作務

明後日11/17のにちよう坐禅会は通常通りの開催です。

ご朱印受けのお客様は、必ず事前にご連絡の上でご来山くださいますようお願い申し上げます。

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今週は作務に集中していました。箱庭のお地蔵さん。

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▲前と後ろに、蝋燭たてと香炉を埋め込みます▼ 水に濡れると緑青が出ます。毎日のように巡回はしているので、そのたびに水をかけ、緑青を発生させ、それが草避けに有効かどうかの実験です。

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▲西の坂に、ビオトープを増やしました。大きいのが手に入ったために、使わずにお蔵入りしていた傘立てを再活用しています。

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 ▲北口の守衛さんがわりの大きなお地蔵さん。ご朱印受けで伊勢原駅から歩いて来られるみなさんにはお馴染みですね。江戸開府まもない頃の石仏です。ベルガモット、黒松、みそはぎが植わっています。今回の土入れで久しぶりの施肥となりました。来年はいい花を咲かせてくれることでしょう。

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▲お墓のてっぺん。まさやさんにお願いし、カヤの刈り込みと野焼きをしました。ここは使いみちがないデッドスペース。何もない、ないということもない。無の世界を表現していくことにしましょうか?

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▲てっぺん横のブロック塀にまとわりついていたへデラも全部撤去。根を張り過ぎるとブロックを劣化を速めてしまうんです。ない方がさっぱり!

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▲書院裏もきれいになりました。ここは猫のえれーなの遊び場、ケータリングの搬入口でもあります。石組みはお世話人のタダオおじさんの作庭です。書院建設に伴い、本堂や旧庫裏の前にあった石を移設しました。運用してもう9年になるんですね。ことしの6月におじさんから貰ったブロックたちも、境内や箱庭で第2の人生が決まり、ニートしている数も残り僅かとなりました。ブロック運びのあとは、変な筋肉痛と関節痛がやってきます。筋トレあととは違う疲労感です。

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▲草取りと笹っぱを除去しながら、見つけたレンガ色の石や甕のかけらは。。。。。

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▲たぬきの学校の噴水まわりに使われます。▼石庭の砂利敷きをヒントに、ふつうならば目もかけない、放るモンを有効活用しています。点描画の応用なので、かけらのひとつひとつは濃淡がバラバラでも、全体ではレンガ色になっているというわけです。

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墓地の跡地への石のオブジェ設置やセメントを練るお仕事もあるので、アキラさんにここのリアル化工事もお願いしました。

①噴水にある盧舎那仏さんのかさ上げをし、ブロンズで背が高かった使徒ヨハネ像のイメージに近づける。

②バンザイ記念図書館の2層間の接合とバルコニーのリアル化。当初、苔をやったものの育たなかったので、タマリュウを植えてみる。

 

これまでに 見てきたもの よかったものを 草木や石で 表現しています。

アイ アム ディファレント。ひとさんと同じなのは、なんかだめみたいです。〜どうげん