どろぼう草の除去
こんにちは😃午前中、しごとの合間に、ネットでニュースを見ていたら、神奈川県内各地でうろこ雲がきれい〜!と話題になっていました。9時頃、おてらで撮ったのがこの写真。
▲UFO🛸写り込みを狙っているのは公然の秘密。きょうは無さそう。
えれーな号が元気になって、牧場からやって来るようになりました。最近ではお泊まりしていく日もあります。
その時、やっかいなのが⋯
▲どろぼう草。黄色いうちに取っておかないと、乾いて種になったら大変で、衣服にいっぱいついてしまいます。猫も移動中にいっぱいつけてきてしまうので、いまのうちに取っておきましょう。
▲正式な名前はセンダングサ。この構造を真似してマジックテープが発明されたというのですから驚きです。逞しく、図太く生きている植物を見ていると、人間は弱いと思うこともありますね。
猫はたぬきの学校のほうからやってきて、
お墓を横断し、
書院の典座(てんぞ)までは、この岩盤剥き出しの坂をつたってきます。書院の裏手の石組みは、いまのお世話人でもあるタダオおじさんの作品です。無骨で和の感じがあって、けっこう好きなんですよね。
▲また生えちゃうんですけどね。作務って、食事を作ったり、そうじをしたり、トイレに行ったり、風呂に入ったりの循環消費しごと。やればキリないけど、やらなければ追われます。気張らずに、テキトーに、「まっ。こんなんで、ええか?」でやるようになりました。
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広済寺の本堂の裏手は現在、畑になっています。2代前の花島渓山和尚さまの頃までは、本堂裏に絞り水を貯めた池があり、畦畔は築山風になっていたようです。
明治時代はここをメインの庭としていたのでしょう。廃仏毀釈でお首からもがれた観音さんの頭は、この畑で数年前に偶然、発見されました。思うに、観音さんの頭と胴体を斬らざるを得なかったのは時の住職。「これでは申し訳が立たぬ。築山に埋めて隠そう。ここが築山の庭ならば、後世の者が作務に入る。遠い将来、きっと見つけてくれるだろう⋯。」と、あくまで推測の域をでませんが、そんな意図を感じます。
▲お首と胴体の接合手術は、お檀家さんで石材店のアキラさんがやってくれました。観音さんは、たぬきの学校のそばにあるブロック宮殿におわします。屋上はメダカの水中庭園兼ビオトープになっています。お金がないからあるもので作ったら、梅田スカイビルみたいになってしまいました。
作務をしていると 歴史を知るようになります。〜どうげん