新お坊さんの智恵袋

どうげんが毎日発信〜きょうの広済寺・住職の予定情報をいちはやく!

年末の広済寺

こんにちは😃

f:id:dohgen:20201223093352j:plain

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

「ワッ!やめろ!」

f:id:dohgen:20201226143123j:plain

「うっマジで。。。。。」

f:id:dohgen:20201226143508j:plain

「あああ。やれやれ」

f:id:dohgen:20201226143644j:plain

と、箱庭のマー・シーサーが言っているようでした。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

伊勢原には大山があって、雨を降らす神さまのはずなのですが、最近はご機嫌斜めのようですね。ビオトープの水がカラカラなので順次、補充しています。

アゲハのさなぎを見つけました。

f:id:dohgen:20201226144021j:plain

▲このまま越冬するのでしょうか。本堂の西にいますから、そっと見守ってあげましょう。

昨日までの本堂大そうじで、天目台が新旧ともにニートしているのを発見。ほとけさまの茶托がわりに使ってあげることにしました。

晦日の15時からは諸堂諷経があります。広済寺におわす全てのほとけさまにお線香をあげて、ことし最後のお経をします。書院にあるほとけさまもここで紹介しましょう。

f:id:dohgen:20201226144246j:plain

▲玄関の韋駄天さん。お米、お金などの経済面と信仰や布教面を、車輪の両軸のように助ける神さまです。元々は右の小さいほうでした。塗り直しや修繕をし大事にしていたところ、古美術商をやっていたおじさんからいただいたのが左の大きいほう。でも指が欠けています。壊れているというだけで、よそのおてらでほかされ、おじさんに渡り、広済寺に来ました。書院千手閣は「千手観音さんの手になって」と一口千円からのかんぼきんで建てられたもの。韋駄天さんは、見えないけれど、たくさんの手をいただいたお堂に安住したことになります。というわけで、広済寺では、ふたり韋駄天なのです。

f:id:dohgen:20201226145754j:plain

 ▲開山さん。つまり初代の和尚さまです。広済寺は1352年に、建長寺46世だった帰山光一禅師(きざんこういつぜんじ)さまが開創され建長寺派のおてらとなりました。それ以前は地元豪族の墓所のようなところだったようです。

f:id:dohgen:20201226150308j:plain

▲千手観音さま

f:id:dohgen:20201226150404j:plain

▲お地蔵さまと達磨さま。天目台もいい感じです。「儀式用だ!」なんてこだわっていないで、どうせ使ってないんだから、どんどん活かしましょう!

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

f:id:dohgen:20201226150539j:plain

高崎観音さまの複製品は、遠足で子供が買ったもののほかせず、六地蔵においてあったものでした。

f:id:dohgen:20201226155658j:plain

▲たぬきの学校の噴水池で、初代・使徒ヨハネさんがわりをつとめていました。(写真:上は2019年冬撮影。下は厚木閉鎖後、いまは青山学院大学相模原キャンパスにあるホンモノの使徒ヨハネさん。2019年4月母校訪問時に撮影)

f:id:dohgen:20201226160047j:plain
高崎観音さんは、台風が近づいた時、ビオトープに避難させたら、経年劣化で首がとれたので、いまは書院で暮らしています。

f:id:dohgen:20201226155928j:plain
▲現在、噴水池に居る盧舎那仏さんは2代目となります。

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

f:id:dohgen:20201226151122j:plain

▲位牌堂。仏壇をまとめたときに不要だからと引き取ったもの、江戸時代以前からの豪族の方のもの、さまざまです。手前の大きいお位牌は、相当な権力者だったと思しき家族のもの。元はすごくカラフルだったことが窺えるものですね。仏壇や位牌を初めて求める方もあるとサンプルとして使っています。それも供養のひとつでしょう。

f:id:dohgen:20201226151447j:plain

▲いつもの朝課のあとのほとけさまへのお茶は、松田町の斎藤茶舗さんの足柄茶を使っています。コロナ禍で人を寄せないこともあって、最近では葬儀を通夜の日を取らず、一日で済ませることもあり、ご会葬の返礼品もなくなりました。お茶をいただくこともなくなってしまったので、取り寄せるようになりました。渋み、甘み深みがおいしいお茶です。私好みのしビーお茶🍵。お正月4日に、お付け届けに見えたお檀家さんへのお年玉がわりです。この秋から、広済寺の食のノベルティとして使っています。

f:id:dohgen:20201226152456j:plain

▲朝から墓参が多い一日でした。

掲示板には、年末年始の変更を貼りました。

f:id:dohgen:20201226152548j:plain

f:id:dohgen:20201226152646j:plain

▲お檀家さんには11月に送ってある「かわらばん」です。文書の内製化は、バッチリ。なぜって、文章を作ったり、バラバラなものを、系統だった事務にまとめて行くのが、大好きだからです。

いろんなことをやると 頭とカラダが活性化するみたいです。〜どうげん