三時回向帳なおし
こんにちは😃週末は場所によっては雪模様の予報もあって、肌寒いですね。
前回に引き続いて回向帳なおし。きょうは朝のおつとめで使っている三時回向の綴じ目をなおします。昭和の頃のおばさんの内職みたい。でも、こういうことを見逃さないでやるのが、また大事なんですネ。
三時とはおやつの三時じゃなくて、
▲朝、昼前、夕刻の3回の三時という意味です。
「あ〜あ!コレか?」私のらくがき目当てにご朱印受けに来られた方々にはおなじみですね。緊急事態宣言再発令下なのでご朱印受けは暫時休止としております。外出自粛につとめましょう。
▲穴🕳の部分が、留め具に負けてしまうので、ドーナツ🍩みたいなシールで補強していきまーす。
▲絵も字も、全部、私の肉筆です。
▲回向というのはお祈りのことば。全部、漢字を古代中国語の音で読むので、いま日本にいる中国の人に読んでとお願いすると、私たちお坊さんと同じ音になります。意味も中国語で通じます。
▲パンチ穴補強シールは、秦野のジャスコで買ってきました。働きは地味ですが、ないと困るので、柿ピーのパッケージのうしろにある、けなげくんに紹介されそう。
▲戦争で25歳で犠牲になったひろみちさん。広済寺を継ぐべく、廣の字があるでしょう。寺族だったみなさんや歴代住職が、私のからだを借りて、私は動かされていると感じたのは書院建設を目指して二回りも違うおじさんたちと協議、大激論、審議中だった時。こういうのも宗教的体験だと思いました。
▲戦争、震災。災難は尽きませんがコロナ禍が来るなんて、誰が予想したでしょうか?
▲当時、絵についてはあまり考えずに、さっさと描いたように記憶しております。
建長寺の開山大覚禅師さまの法語規則。学校で言ったら、校歌とかカレソン(カレッジソング)にあたりますネ。
▲禅堂で守るべき決まりが書かれています。
玄関におわす韋駄天さんのお祈り。
⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯
じぶんなりに解説本仕様に、書いたのですが、いま見ても色褪せていない。なんかいろいろな使い道を考えてみましょうか?
おかげさまで お直し完了しました!
隷書みたいな字だねって よく言われます。〜どうげん