お揚げさんの肉うどん
緊急事態宣言で外出自粛が叫ばれています。新型コロナウイルス感染防止のため⋯⋯
①にちよう坐禅会は収束となるまですべて休講します。
②ご朱印受けはご来山での受付は差し控え、郵送分のみの対応としております。詳しくは↓こちら↓をタップ・拡大してご覧ください。
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外出自粛に⋯毎日のように届く、悲しいお知らせ。
▲人さんが会ってはいけない、集まってはいけないのは、どうにもならず、もう手も足も出ません。おうちにいる時間が増えて自炊になっておサイフにはやさしいけど、えさづくりがもうネタ切れというお話も聞きます。
久しぶりの誌上クッキングプロジェクト!
お揚げさんの肉うどんをつくってみましょうか。
まず油揚げ。スーパーで売っているふつうのでOK。冷凍して在庫をキープして置くと便利な食材です。私の場合は、冷凍庫から出して20分くらい放置し自然解凍させてから使います。さっと湯通しして、キッチンペーパーで水けを切り、食べやすい大きさにカット。
鍋かフライパンを使います。清酒少々60mlくらい入れて、火力全開でアルコールを飛ばし、砂糖大さじ半分強、しょうゆひと回し、ほんだしなどの類を1袋、みりん少々、めんつゆも少々で煮ます。
めんつゆは、石庄丹沢そば茶屋本舗そばつゆ。秦野の丹沢そばさんのものを使っていますよ。
▲おでんのつゆ、肉のかけ汁、めんつゆとなんでも使える万能選手。お料理好きのお檀家さんには、法事の時のノベルティとしてもお渡ししております。
じぶんはなまけものなので、多目につくっておいて、ジップに保管しています。賞味期限前なら翌日までに使いきっちゃえば大丈夫。飲む方はお酒のアテにしてくださいね。
▲こんな感じです。
おうどんは金トビの太めんを使いました。この太めんは23分かかるので、あらかじめ保存しておいたものでいきます。金トビめんのレビューはことし2020年3月6日に取り上げた「金トビめんレシピ」をご覧ください。もちろん市販の茹でめんでも全然OK!
▲ 青菜が欲しいので、うちのおじさんがつくったカキナをトッピングにします。これも事前に茹でて冷蔵庫で保管していたもの。
写真にタッパの類が頻出するんですが、ジップとかジャスコのホームコーディーのが使い勝手が良くてお好みです。使い捨てになってしまうラップの使用量も減らせますしね。タッパのがエコだし便利。
スープをつくってみましょう。お檀家さんのやーすこさんにいただいた新たまねぎを使っていきます。香りがいい。包丁もサックと入ります。甘みもあっておいしい。
▲鍋の水が沸騰してきたら、火を抑えながら、玉ねぎひと球、しょうがのすりおろし大さじ2杯強、豚肩ロース150gくらい、の順に入れます。清酒をちょっと入れて、豚さんの生臭さを消します。肉から出るアクはしっかり取りましょう。
先ほどのめんつゆを入れてお好みの濃さで調整してください。
▲じぶん的には、青菜とおうどんで薄まるので、若干、濃い目につくっていますね。みなさんはどうでしょう?
すぐに召し上がっても全然構わないのですが、20分から30分くらい置いておくと味がさらにシュンできます。
食べる直前に、スープを温めます。しっかり煮立ったらおうどんを投入。めいめいのお碗に分けて青菜をトッピングして完成です。
▲いっぺんに食べきれない場合は、必要な量だけ別の鍋にとって、おうどんを茹でるといいでしょう。スープの保存期限は翌日までくらいかなあ。
「お坊さんが料理を作るの~」って不思議がられるのですが、修行中にみんながやる必修科目なのです。東日本大震災のボランティア活動では、とても役にたちました。
外出自粛なので本来予定していた14日のクッキングプロジェクトは中止。昨日のAFNではイースターは世界各地で屋外とかオンラインとか変則でやったということです。イースターの大仕事をやってから広済寺に来る予定だったのに残念です。
とまれ、おうちのレシピの一品にしていただけたら幸甚に存じます。〜どうげん