具だくさんの冷し中華
こんばんは🌇
きょう8/18は晴れたかなあと思うと、曇ってドシャ降り。
▲秦野にあるジャスコの東の通りで15時台に撮影。
東南アジアのスコールのようでした。東南アジアみたいなんてもう言えないでしょうネ。立派にかの地の気候になってしまって、子供の頃に習った「日本は温帯気候だが沖縄は亜熱帯」はまるで通用しなくなってしまいました。いずれにせよ酷暑。なんてたって酷暑。奪われた食欲の失地回復、レコンキスタ運動いうことで今回は冷やし中華!
先行して具材をつくっておきます。
▲卵焼き。生卵に胡椒、練りからしを入れてよくかき混ぜたら、卵焼き器のフライパンにバターを敷き、焼き上がったら、こんな風に刻みを入れておきます。
あとは、もう手抜きと言うか⋯なんのことはない。冷蔵庫にあったものの鉢払い、クリアランスセールとなりました。
▲真ん中が自家製紅生姜を刻んだだけ。その上が、玉ねぎとまいたけを清酒・オリーブ油・めんつゆでザッと焚いたもの。トマトの🍅砂糖漬け。既製品のマルちゃんのめんとスープ・ふりかけ。それじゃあ物足りないので、ごまスリをしています。その他のトッピングにはさきほどの卵焼きと、棚経の時に農家さんのお檀家さんからいただいた梨の幸水、トプバリのハム、きゅうりはもう収穫できないので代打のゴーヤは、薄くスライス。⋯となっています。
氷はボウルでつくっておいたのを、せんまいどおしと木槌でかち割っておきます。
めんを茹でます。教科書には2分半となっています。ラーメンでも冷やし中華でもうどんでも、そうなんですが、麺類は鍋類をいくつも使い、洗い物が増えてしまうので、さきほど、玉ねぎとまいたけを清酒・オリーブ油・めんつゆでザッと焚いたもの
で使ったフライパンを🍳一旦洗って、めんの茹で運用に回します。修羅場にしないで片付けながらつくっていくのも建長寺流のやり方。
具に、赤、青(みどりのあおも含む)、黄色、白、茶色と五色入ると、見映えもきれいだし、おいしくて栄養価でもバランスが取れた食事になるんです。この色って⋯
お施餓鬼の五色幡と同じじゃないですか?空・風・火・水・地。earth and wind fire〜♪Do you remember?
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めんは水でよくしごいて、ぶっかき氷で熱を取り、冷やします。
水気があると、せっかくのスープが薄まっちゃうので、よく水切りをして、具材を載っけて完成です。
色合いもきれいに出来ました。実はウチのおじさんが冷やし中華の酸っぱいスープがダメなので、なかなか作れないんですね。
30年前、青学の学食にもあった夏の冷やし中華は、本校でも厚木でも、安いハムのにおいと、あんまり新鮮ではないきゅうりと、自動食器洗い機の洗剤の残り香がして、なんかこうケミカルな臭いがしていました。安いからしょうがないですね。でもまた食券買っちゃう。なんか目新しいから。⋯
いちばん美味しかったのは、もう20年前ですが京都の大徳寺さんで住職学研修があって1週間泊まり込みだった時、日程の後半のお昼で出された門前の中華屋さんの冷やし中華。うだるような、みやこの暑さに、キリッと氷で冷やしたしためんと具材の食感とほどよい酸っぱさ、それでいて酸味と醤油とごまだれの風味がうまくあっていて、いまだに忘れられません。多分、じぶん的には、みやこのあの味を再現しようとしているんでしょうね。
食い物の 恨み⋯じゃなかった 記憶は絶対に忘れない。〜どうげん