新お坊さんの智恵袋

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辛味大根のカレー

 たびたび紹介させていただいている広済寺のまかないめし。今回は辛味大根のカレーです。

 おてらではこの時期、辛味大根が収穫されます。大根おろしにしておろしそばやしらすと和えたり、葉っぱを刻んで大根菜めしにしたり、いろんな使い方をしています。辛味大根はふつうの大根より小ぶりで、生食すると辛いのが特徴。でも、煮込んでみると大根の甘味がしっかり出て、全然、辛味ではなくなってしまうのです。そこに注目したのが大根カレーです。
作り方
1 辛味大根を好みの大きさに刻み、沸騰した湯に入れ、清酒を適宜混ぜ、アルコールを飛ばします。
2 にんにく、しょうがを刻んだものを投入。これから小一時間が勝負。おでんの具のように大根の繊維と実が透明になるまで煮込みます。
3 肉を投入。続いてじゃがいもを投入。(上の写真の感じです〜)
4 バター、しょうゆ、みそ、ソース、ケチャップを混ぜて下味をつけます。量はテキトーです。洋風な豚汁のような感じができればOK。ボルシチやミネストローネっぽい感じです。
5 赤いカレー缶を投入。
6 お好みのカレールーを適宜、数種類混ぜれば、完成です。
この時期は人参が固く、甘味が少ないので、辛味大根で代用しています。それでも、大根とは思えない甘味と柔らかさが口にとけていきます。しかも、じゃがいもとあいまってなんとも言えない食感です。クリーミーなちょっと和風な味です。茄子やゴーヤが取れれば、またちがう旬のカレーになります。

カレー大好き〜どうげん