かんざし
お知らせ
緊急事態宣言下のためご朱印受けは休止しております。ご協力ください。
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おはようございます😃
きょうも朝課から一日をはじめます。
2週間ごとの堂内大そうじでは、香炉の手入れもやります。
▲お線香を挿した先端が香炉に溜まっていくと、挿すときに灰が硬くなるだけでなく、溜まった線香のカスが発火の原因になるので、
▲香炉の灰をふるって、溜まった線香のカスを取り除きます。
広済寺ではカスを捨てずに、
▲朝課の焼香の時に、抹香と一緒に使っています。
▲燃え切るとこんな感じです。
丹沢そばさんでは、乾麺を製造する時に出る、こっぱをかんざしと呼んでいます。大きなかんざしは長さが不揃いながらもアウトレットものとして小分けして販売され、小さなこっぱは再び、お粉に粉砕して、別の商品に生まれ変わるのです。まあ素晴らしい〜。
ならばうちも⋯ということで、再度、焚いて、灰になるまで使い切ることにしたのです。お恥ずかしいのですが、コロナ禍前はカスは全てほかしていました。修行中もそうしていましたので、習慣になっていたようです。法事でお客様を大勢寄せてが、もうできなくなり、もったいないと気づいたのでした。いずれも松栄堂さんから取り寄せているもの。灰になるまで使って、最後まで活かしてあげるのも広済寺らしさ。
かんざし 粋な名前だと思います。
いつも もったいない の気持ちで。〜どうげん