新お坊さんの智恵袋

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100枚超えの発送攻略法

ご朱印受けは郵送分のみのお取り扱いです

「緊急事態宣言が解除されたからOKでしょ?」とよくお問い合わせを頂きます。COVID-19は収束していません。神奈川県は東京と並んで感染者が増えつつあります。おてらでは、法事や葬儀が従来のようにできないでいます。今夏は、お施餓鬼やお盆の行事の縮小ないしは中止としております。

もし、らくがきご朱印を受けるとなると、皆さまに連絡先はきくわ、検温はするわ、消毒液は用意するわ、ビニールシートの中で描いてるわ、⋯となってしまいます。とても違和感がありませんか?対応如何では、いろんなご意見も出てしまうかもしれません。ご朱印のために、不要不急の移動に拍車をかけることにもなります。対面受けはやらないことにしました。郵送分のみの受付となります。ご理解とご協力をお願いします。

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7月盆は昨日で終わりですが、渋沢駅前の農協の直売所でこんなお盆セットを見かけました。

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今夏はCovid-19のため、無観客のお施餓鬼とし、8月盆棚経は回れません。ですが、いつもと流れが違うため、お檀家さんへの通知には、むしろ多くの時間と労力を掛けた梅雨時期でした。いつもなら毎年の文書はそのままに令和2年版にすればいいのですが、異例の事態になったので、一から書き起こしとなりました。

幸い郵便局は、通常の営業時間に戻りました。

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本当に大助かりです。日中、書類の作成や封かんにあて、夕方に持ち込むので、10時始まりの15時終わりでは、時間を合わせて行くのが難しくなるからです。いまでも窓口にビニールシートを張っています。時間が短縮になっていたときから、「大量の硬貨の預入やはがきの交換等、手間のかかることは避けて」とあります。そこで私の攻略法。

62円はがきを使い切るには、1円切手100枚買う。

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▲いただきものの礼状や塔婆の受付はがきは、プレ印字したものなのでまだ在庫があります。1円✖️100で買っても100円なので、前島密翁を100枚買います。余ったとしても、先々、発送するものに貼れば問題ありませんよね。

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62円のままのはがきを出す時、いちいち窓口で1円切手をお願いするのも手間ですよね。10枚とか50枚とかにして買っても、切るために待たされる。シートならサッとすぐに出てきますよ。

100枚超えの封筒を出す場合

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▲凄い量でしょ。A4サイズが折り曲げずにそのまま入る角2の封筒を使っています。枚数が100枚超えなので、こうします!

①全体の重さが同じものごとに、枚数を算出しておきます。

②このうちの数枚を窓口で出し、現金払いで発送してしまいます。その時の1通あたりの金額を聞いておき、その額面の切手を残りの枚数分買います。

③残りの封筒に切手を貼る。家で事前に貼っておいてから持ち込むのがベター。

④窓口に出し、重さを確認してもらって大丈夫で、ミッション終了です。

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何も知らないで窓口に持ち込むと、どうなるのでしょうか?

料金別納の伝票に書かされます。書くだけならまだいいんです。

「きょうは手前どもでやっておきますが、本来はお客様のほうでやるべきことですから⋯」

と言われたり、

丸い料金別納のスタンプを渡され、ぜーんぶペッタンペッタン、ハンコ押しとなりますよ。混んでいれば場所取りも大変です。発送だけでも、ひと仕事とみないといけませんね。

 

近所の人でも、敢えて郵送にすべし

「えー近くなのに、なんでわざわざ郵送にしちゃうの?」

「もったいなくネ?」

仮に門前分のみ手配りにすると、お檀家さんによってはおうちで捕まってしまい、半日では到底、回りきれません。かといって、近所だけ手渡しで、他が郵送だと到着にラグが出ます。門前の方々は、田んぼや畑といったムラウチで会いますから、通知は一斉に着いたほうが望ましいのです。

手渡しだと、ご高齢の方のなかには、回覧板に挟んだチラシのような感じに受け取ってしまい、他に紛れて、そのまま開封していただけないこともあるからです。郵便だと「あっ?何かな」と緊張感を持って、きちんと見ていただけていることは感じますね。

 

大量の発送の時の格言はふたつ

「小商いはするな」「たいむ いず カネー」〜どうげん