お施餓鬼のお経〜テイク①

★お知らせ★慶徳寺のお檀家さんには、本日午後、8月盆棚経中止のご案内を発送致しました。今夏はありえないことになってしまったための再度の伝達となっております。 明日、到着の予定です。必ず開封し、ご高覧いただきますようお願いします。

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広済寺のお施餓鬼は、ことしは8月4日〜6日にかけて無観客で行ないます。お飾りはいつも通りです。ことしはCovid-19 のため、部内のオツさんは、本来ならば、春から始まっているお施餓鬼の行き来を全て取りやめています。

昨年のお施餓鬼のスナップです。

つまり⋯

▲毎年やってるような、こんな、賑やかな感じができないわけです。

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社会的距離が取れないので、お檀家さんは本堂や書院には上がらずに、外からお参りや水向けをしていただけるようにします。墓参がお施餓鬼のかわりです。お経につきましては、4日と5日はライブで午前と午後とに1回ずつやります。その他の時間帯には、録音を流し、絶えずお施餓鬼にいるような感じにします。

さて。

お経の録音をいつやるか？をずーっと考えていました。あんまり朝はやくだと、おてらの前のタダオおじさんが、「ヨウ、きょうは、やけに早えじゃねえかよう」とガラッと、扉を開けてしまうとテイクが撮り直しになっちゃうし。。。。。日中は日中で、もし携帯が鳴ってしまうとiPad Proも同期しているので、ビービー鳴ってしまうとこれもダメ。幸いきょうは土砂降り。ならば客人は来ない。ということで、実行しました。

▲iPadのボイスメモで音を取りました。

録音したお経は、iPadのスピーカー付近にハンドマイクを近づけて集音し、本堂内の4つのスピーカーから聞こえるように仕掛けます。

▲外にある鐘を叩いたり、中の太鼓を鳴らしたりするのに、移動するときの足の音。衣擦れや紙をめくる音も結構拾ってしまいます。そしてかなりの暑さ。いろいろと工夫が必要なことがわかりました。

ワンマンでも、それっぽい雰囲気にするため、声の余韻を残してから、次の音を被せるようなことはふだんから無意識にやっているんですね。録音したお経にじぶんの生の声を重ねたり、別の仏具や楽器の音を加えれば、かつてYMOがやっていたのと原理的には同じではないでしょうか？いろんな使い方ができそうです。

広済寺　いろんなところで　iPad〜どうげん

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現在、対面受けを控えています。ご朱印受けは郵送分のみのお取り扱いです。