新お坊さんの智恵袋

どうげんが毎日発信〜きょうの広済寺・住職の予定情報をいちはやく!

かわらばん春彼岸号を作成中です。

お知らせ

★緊急事態宣言下のためご朱印受けは休止しております。感染防止にご協力ください。

★広済寺のお檀家さんへ〜お施餓鬼のお塔婆ですが半年経ちましたから順次、下げてお焚き上げに入っています。

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コロナ禍になって、仏事の動きも変わってしまったので、かわらばんでお伝えしております。次は春彼岸号です。だいたいのゲラが出来ました。先行して載せておきます。

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わかりやすい仏事ができるのも 広済寺スタンダード。〜どうげん

伊勢原市仏教会〜書面評決発送作業

お知らせ

緊急事態宣言下のためご朱印受けは休止しております。伊勢原、平塚近在でも葬儀の際、ホールや火葬場への入場者数に制限が出ています。ご朱印でおてらに行くくらいいいだろうではなく、移動の自粛と感染防止にご協力ください。

 

きょうは伊勢原市仏教会のコアメンバーが、広済寺に集まりました。

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緊急事態宣言下となってしまったので、総会は書面評決。その発送作業となりました。お檀家さんを連れての不動尊巡拝、戦没者慰霊祭、箱根での講習会も、コロナ禍で全滅。リアルにあって作業をするのが、懐かしくも楽しくも思えてきました。10年前の私は、伊勢原市仏教会と神奈川県仏教青年会の事務局長でしたから、ここ広済寺で膨大な文書データをディールしていたのです。

各人に抗体が自然にできるまでを考えれば、あと10年はいまのこんな生活が続くのでしょうか?じぶん的には覚悟しています。以前の経済的なモデルはもう通用しません。とまれ、頑張っていきましょう!

コロナ禍1年 さすがにいろいろ考える。〜どうげん

福寿草の芽

おはようございます😃

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▲うちのアイドル、えれーな号。恋の季節になって、毎日、走り回って、連日のチャンピオンカーニバル。体脂肪も落ちてきました。えさのあとは「クルマにひかれんなよ。◯◯噛まれんなよ」と励ましてから送り出しています。

三門の右袖には⋯

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いろんなものが植えてあります。

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熊笹、せんりょう、水仙、りゅうのひげ⋯など。どれも半日蔭を好みます。

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▲チエ子さんにもらったヒメリュウキンカ。これから濃いい黄色の花が咲きます。

栗の実みたいなのは、待ちに待った福寿草です。お檀家さんのマコちゃんから貰ってきたもの。

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▲繊細な子なので、くそ暑い夏に耐えられたのか?いつも心配になります。

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 ▲春から秋にかけて咲く花が多いなかで、福寿草は真逆の生態。春から秋、冬にかけて土の中で養生していまごろ咲くのです。秋にはずいぶんと施肥をしました。湿地までいかないまでも日蔭を好み、ゆっくりと成長するので、なかなか大きくなりません。ちょっと神秘的なところが好きですね。

春はもう来ている。〜どうげん

 

ロシア語 ラジオでリモート自習

お知らせ

緊急事態宣言下のためご朱印受けは休止しております。感染防止にご協力ください。

広済寺のお檀家さんへ〜半年経ちましたので、お施餓鬼の塔婆は順次下げ、お焚き上げに入っております。

おはようございます😃

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▲紅梅が咲いてきました。

 

ロシアドラマ・キッチン(原題кухня クーフニャ)をtube に日本語字幕をつけて投稿しているのがあって楽しみに見ていました。BGMに90年代のアメリカのポップスを多用しており、クレジットの関係で消されかけているのがちょっと残念なところです。おぼろげながら、わかることばもあるので、原語で見られたらいいなと思い、

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11月から聴いています。月から水が入門編、木・金が応用編。

迷なところがあって

★入門編、応用編ともに12月の4週と5週は、尺と回数の関係で本放送なのに、全く同じ内容。

★入門編は10月から12月がひとまとまり。1月から3月はその再放送。でもって、第1課でなく37課からスタートします。コロナ禍で昨年、春先の収録に支障が出たためだと思われます。つまり昨年の4月から6月は第1課から第36課の超きほんをやり、7月から9月はその再放送。そして下半期のいまは、入門編でも中盤戦を繰り返すということになるみたいです。多少、わかるところもあるじぶん的には、そこそこチャレンジングなので、あっています。

馴染みやすい入門編

かつては大学の先生が講師でしたが、いまの入門編の案内役はアナスタシアさんと三遊亭楽麻呂さん。噺家さんなので、会話の女性の部分を、女性の役として演じるので、違和感がないのです。なぜか?ロシア語では女性が話すときは、ア、ヤの語尾になるからです。日本語の女ことばに近いものがあります。

応用編が味わい深い

日本と関わったロシア人が残した当時の手記を朗読するものです。難しいけど、朗読用に取り上げた原書にまつわるトピックが興味深いのです。

トルストイの娘アレクサンドラと交流のあった東京外国語学校八杉貞利。現在に至るロシア語文法の概念や用語の大半の生みの親。アレクサンドラのようにソ連を追われた人によってロシアの文化が日本に入ってきたこと、彼女の手記には日本のソ連支持者とやりあうこともあった。

・1960年代に日本に滞在したジャーナリスト、オフチンニコフ。サンフランシスコ平和条約が結ばれたものの、これに署名しなかったソ連。よって1956年の日ソ共同宣言で国交回復。その2週間後に国営ラジオの「ロシヤ語入門講座」が東郷正延を講師に始まる。1957年に鳩山一郎首相を会長とする日ソ親善協会、現在の日本ユーラシア協会ができる。

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いまのロシア語は英語由来のことばが多くなりました。日本の伝統文化やアニメ、漫画などのサブカルチャーの行き来にも驚きますね。そういう背景もあるので、独学のツールとしては、既存の書籍でなく、ペースメーカーがわりになるラジオ講座にしています。

いまはコロナ禍でかないませんが、ソ連時代からみたら、行き来も革命的に自由になりました。コロナがなおったら、ロシアに行きたいと思っています。ラジオ講座もオンライン講義のひとつでしょう。いや、動画づくり自体が大変だから、大学の先生が無理してつくるオンライン講義より、ラジオ講座のほうが、クオリティはずっと上かもしれませんね。

 

 

青学時代の第二外国語はロシア語でした。初級、中級⋯いちおう上級まで、履修だけはしていたんです。〜どうげん

 

 

 

 

 

かんざし

お知らせ

緊急事態宣言下のためご朱印受けは休止しております。ご協力ください。

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おはようございます😃

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きょうも朝課から一日をはじめます。

2週間ごとの堂内大そうじでは、香炉の手入れもやります。

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▲お線香を挿した先端が香炉に溜まっていくと、挿すときに灰が硬くなるだけでなく、溜まった線香のカスが発火の原因になるので、

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▲香炉の灰をふるって、溜まった線香のカスを取り除きます。

広済寺ではカスを捨てずに、

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▲朝課の焼香の時に、抹香と一緒に使っています。

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▲燃え切るとこんな感じです。

丹沢そばさんでは、乾麺を製造する時に出る、こっぱをかんざしと呼んでいます。大きなかんざしは長さが不揃いながらもアウトレットものとして小分けして販売され、小さなこっぱは再び、お粉に粉砕して、別の商品に生まれ変わるのです。まあ素晴らしい〜。

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ならばうちも⋯ということで、再度、焚いて、灰になるまで使い切ることにしたのです。お恥ずかしいのですが、コロナ禍前はカスは全てほかしていました。修行中もそうしていましたので、習慣になっていたようです。法事でお客様を大勢寄せてが、もうできなくなり、もったいないと気づいたのでした。いずれも松栄堂さんから取り寄せているもの。灰になるまで使って、最後まで活かしてあげるのも広済寺らしさ。

かんざし 粋な名前だと思います。

いつも もったいない の気持ちで。〜どうげん

雨あがり

お知らせ

①緊急事態宣言下のためご朱印受けは休止しております。感染防止にご協力ください。

②広済寺のお檀家さんへ〜半年を過ぎましたからお施餓鬼の塔婆を順次、撤収しお焚き上げに入っております。

きょうは2週間ごとの堂内大そうじです。

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▲コロナ禍前は法事があったたびに、全面そうじに入って現場復帰をしておりましたが、会食も一切なく参加者もせいぜい10名なので、法事直後のそうじは使った部屋のふつうレベルのそうじに消毒とトイレまわり程度にしています。集中しての、本堂と書院の全面そうじは2週間ごとになりました。▼

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昨日、海老名フォーシーズンメモリアルさんでいただいてきた座布団は、本堂のリンのダブルベッドにしました。本堂にお線香をお供えした時、リンはないの?ということになることが多いので、広済寺ではリンを置いていますよ。

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こちらはべごに使ってあげました。丑年だし、いいでしょう!

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▲ビニールは剥がさすに、もっと別にいい転用があったときに備えます。お皿みたいなのは江戸時代からと思しき壊れた高坏の皿のパーツ。ほかさずに供物置きに転用していました。あるものを活かすのが私のやりかた。

晴れてきました☀️

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箱庭のビオトープの水がタップタップになりました。

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黄昏の箱庭も きれいでした。

明日は 明日の 風がふく。悩まない。立ち止まらない。〜どうげん

 

きょうは涅槃会です

おはようございます😃久しぶりに朝からの雨となりました。きょうは涅槃会(ねはんえ)。お釈迦さまの命日で、各寺院ではお釈迦さまが亡くなられる様子を描いた掛け軸を飾り、懇ろにお経をあげます。

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▲広済寺では朝課に引き続き、涅槃会のお経をしました。

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▲臨終が近いお釈迦さまに弟子たちや動物、虫まで集まって悲しんでいる様子を描いています。天国から、先に逝かれたお母さんのマーヤ夫人が、薬壺をなんとか届けようと投げるのですが、枝に引っ掛かってしまい、ネズミがそれをとり、お釈迦さまに届けようとします。そのネズミを食べちゃったから猫はいない掛け軸と、その辺の事情はさておいて猫がいる掛け軸があります。広済寺のは猫がいますね。平成の初めに、門前の柏木家様から御寄進いただいたものです。

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実は枕経のとき、頭を北にして寝ている姿はお釈迦さまのさいごの様子にならっているんですね。

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昨日、海老名フォーシーズンメモリアルさんに法務があって行ったら、

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▲納骨堂スタイルの墓地で、納骨の御供養だったのですが、イーゼルが位牌と遺影をおけるようになっていたり、

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▲墓地の花たてが花瓶がわりに入るようになっていたり、よく工夫してあって、魔改造ぶりにちょっと萌えとなってしまいました。

いつも私のオリジナルのお線香「広済」をお持ちしているお礼ということで、リンの座布団をいただいてきました。

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▲何に使おうかなあ?

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 ▲バレンタインはチョコレートをもらうどころか、ツラいこともあったのですが、徹奘先生の日めくりにまた救われました。良いこともきっとやってくる。そう信じています。▼

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優しくふだんどおりに接する。それでいい。〜どうげん