観音さんのブロック宮殿
ここ数日で手を掛けてきた観音さん。昨日の夕方、屋根になる資材を調達し、さきほど整いました。
屋根は厨房用のバットを転用したビオトープです。メダカがいます。
▲屋根にただ天板を載せるのでは、おもしろくないので、ビオトープにしちゃいました!
水とオブジェの重みで飛ばされることもないでしょう。大きな建物で雨水をいっぺんに流すと町に溢れてしまうので、一旦、屋上の水槽に溜めておき、晴天時に排水しているのをヒントにしました。
▲転がっていた土管も半円を描けば禅の庭のパーツに化けてくれますね!
▲京都の建仁寺僧堂さんの池にあったアオサギ避けのイカダをヒントにしてみました。鳥さんの襲撃時にはコイくん達が、イカダに潜って避難するんです。
▲ブロックの穴にはタマリュウとアイビーを仕掛けました。アイビーは4段の凱旋門もどきにらせんを描いてくれることでしょう。コンクリートの打ちっぱなしにアイビーを這わせるのはたぬきの学校と同じです。
▲ここんところカラカラなので、ちょっと雨が降って欲しいところです。
観音さんの宮殿が整ったところで墓参のお客様の動線で、実際に歩きます。目に飛び込んでくるものを検証してみましょう。
▲ザル菊、小菊がきれいでしょ?
~@_@/ ねえ。いい感じじゃないですか?
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作業中、盧舎那仏さんにつまづいた時に、光背が取れてしまいました。
▲とりあえずJ館に置いておきましょう。
いまは菊。どちらかと言うと和の趣き。
初夏から梅雨にかけてはベルガモットとガイラルディアの競演で洋な雰囲気。
役者を土のなかに隠してあるのです。役者を増やすことで、雑草との共存を学ぶことができました。「草を根こそぎ取って、掃き目をつける」からその先を考えるようになりました。
絵になる一日 絵にする一日 〜どうげん