新お坊さんの智恵袋

どうげんが毎日発信〜きょうの広済寺・住職の予定情報をいちはやく!

雨水を貯める

お知らせ

ご朱印受けのお客様へ

必ずご予約の上でお越しください。予定が立たなくなってしまうのでアポなしはNGです。

お檀家さんへ

①法事のお塔婆の受付やご相談ごとなど、自宅にお伺いしています。

通院、自宅でご療養、運転免許証を返納したなどでおてらに来るのが大変な場合は、ご自宅まで出向いていますので、お気軽にお声掛けください。前もってお伝えいただければ、夜や早朝でも訪問できます。公用車でまいりますので、お庭等に車1台分のスペースはあけておいてください。なお、郵便出しや買い物等のルート上なので法衣でないことはお含みおきください。

新型コロナウイルス感染対策を考え、決めていた法事を変更する場合

・本尊さまへのお供物やお食事を手配した業者さんへは、早めに変更の旨、お伝えください。

サン・ライフさんの場合は、食材の調達とケータリングの女性のシフトもあるので、実施日の10日くらい前には連絡が欲しいとのことでした。

塔婆はお申込みがあった日のうちに筆耕に入ります。今回の事態のため、あとになって、法事の日を先延ばしすることもあろうかと存じます。塔婆の裏書きの「令和二年◯月」は筆耕時点のままとなります。おきに召さずに、書き直しの場合は改めてのお申込みをお願いします。

多人数でない限り、書院での待ち合わせ、本堂でのお経、墓参等、特に問題ないと思います。広済寺では人寄せのあとは室内全域のそうじをし、毎回、現状復帰をしているからです。

安全を考え、できるだけお隣さんとの間に余裕を持って椅子に掛けるよう促したり、春陽気ならば換気をいつも以上に行ないます。外の流し場のタオルは頻繁に換えています。咳き込むのがタブーになってきました。マスクも入手困難なので、おタバコをおすいの方は、外のクスノキでお願いしております。

※秦野や松田あたりでは、

・私は全くやりませんが、ゴルフ場では、戸外でやるから問題ないとし活況を呈しているようです。

・庭つきでテラスがある飲食店ならば、密室でないということで、高額でも盛況のようです。

人ごみは避けるにせよ、必要以上に恐れず、清潔第一、健康管理に努めるのが得策と存じます。

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昨夜はよく降りました。おかげさまでビオトープにたくさん水が貯まってきました。

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 ▲マー・シーサーの池。水が澄んでかわらけの文字が見えるまでになりました。

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 ▲ここもいい感じ。土が見えてきれい。

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▲お堀のビオトープ。雨粒が落ちて、空気を取り込み、水が洗われた結果です。澄みかたがきれいです。メダカはコイくんはじめ一同元気いっぱいです。

貯めた雨水は草木の水やりや、作務中にケータイが鳴って、手を濯ぐのに使います。雨を使っているからタダ。浄化は自然の力を利用します。蛇口の水を8kgのジョウロ2つで運んでくることもなくなりました。

たぬきの学校は、森の里にあった青山学院大学厚木キャンパスがモチーフ。キリストさんのものは仏像にしてシュールな感じを出しています。ここにもビオトープと池があります。

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盧舎那仏さんの噴水のモチーフは・・・・・

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▲もとは使徒ヨハネ像。いまは相模原キャンパスの小川におわしますが、厚木キャンパスでは盧舎那仏さんの池の位置に鎮座していました。

幕張メッセに向かう途中の大きな陸橋にある噴水、大阪の千日前の地下街にある噴水。新宿西口公園の噴水。噴水とは景気が伸びることを信じて疑わなかった時代のシンボルではないでしょうか?

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▲学校の池の水も澄んできました。猫のえれーなも水を飲みにくるので、自然の力だけでいつもきれいにしたいものです。ここのモチーフはコレ↓

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▲卒業記念に当時、贈呈されたテープの表。たぬきの学校にある六角形の夢殿はウェスレーチャペルが原型です。公式ホームページに大学の建物として掲載されているにもこのアングルで池に水がまだ引かれてないものなので、内局さんはこの写りがお好みのようです。

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▲正門のたぬきの水鉢。台風や突風でも飛ばされないよう、電子ジャーの釜を底上げして水鉢をおき、さらに強化ガラスの瓶で重石にしています。ここは厚木にはなかったのですが、あえて話をつくってしまった感じです。

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▲青山キャンパスの正門のイメージに倣いました。ジョン・ウェスレーさんがたぬきになったということです。たぬきとは、時にできた人を意味しますよ。

通天閣でみたジオラマが厚木キャンパス復元のきっかけにはなったのですが、

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模型は凝れば凝るほど、偽物になります。禅の見立ての考えで、観る人の心次第としました。卒業生だったら思い出を引出しながら、懐かしむ箱庭にしました。当時の雰囲気が出ていると好評価でした。

ともあれ、きれいになりました。

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2017年以前は↓こうでしたから。↓手のつけようがなかったのです。

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草を完璧にむしることばかり考えていて、草と共存するという発想がなかったからだと思います。じぶんの欲しい草木ばかりは育ちません。草もなくハキメがビシッとついた庭は禅寺のシンボルですが、そればかりにこだわっていることに限界を感じ、草との共存を考えたのです。オブジェを置いて除草面積を減らし、草が生えても他の草木との相対比率で「パッと見、きれい!」を目指しています。

 

紆余曲折に右顧左眄。時間度外視。回り道して楽しいものをつくっています。アイデアは大阪でみてきたものがほぼ全部です。写真に映っているものは全て、いまの箱庭でオブジェに化けさせました。

墓地そうじはクリエイティブなしごと。〜どうげん