法事の風景
まだまだ寒いですが、だいぶ凍みがゆるんできました。冬から春先にかけての週末は法事が集中します。広済寺での法事はこんなかんじです。12日は午前と午後とで一座ずつの法事でした。
▲お施主様が到着したら、本堂のお供え物をします。生花などのお供物は前日に搬入されます。ご法事の当日、お位牌、写真をお供えします。
▲故人さまとの思い出、供養とは、この一瞬に集うみなさんが心を養う大切な時間であることなどをわかりやすくおはなしします。
▲お経がはじまります。
〜お昼頃、別の方の来客と法事の打ち合わせを挟み、午後から二座めのご法事となります〜
ご親戚の方々は遠く宮城からもお越しいただきました。被災された方々もあったことでしょう。立派なことです。
▲後半で、観音経をお読みします。その折、ご本尊さまのご眞前でお焼香となります。
▲墓地に移動し、おまいりします。わたくしもお経を読みます。
▲ごじぶんのお墓だけでなく、向こう三軒両隣のお墓、ご親戚のお墓、無縁さん、六地蔵さんにもお線香をお供えします。檀信徒のみなさんも、気づけば、よそさんの墓地であってもごみを拾ったり、お線香をお供えしています。お互いさまのこころを大切に。わたくしも毎日、墓地を見回っていますが、こういう小さなことがとても大事なんですね。
どうげん