きょうのらくがき〜お不動さんと愛染明王
きょうのお客様は横浜から。リピーターのフジタさん。お久しぶりです。ご来山ありがとうございました。
らくがきは「三時回向」の挿絵から、選んでいただきます。三時と言うのはおやつの三時じゃなくて、原則、朝、昼、晩のお勤めをする時の3回のこと。回向とは祈りのことばのことです。私たちふつうの末寺では、毎日やるのは朝のお勤めとなる朝課のみが一般的です。
回向はえこう。echo と同じ音です。古代中国語の音で読まれます。ふつうの人には、「なんのこっちゃ〜?」なので、絵に描いてみて、何に対して祈っているのか?をわかるようにしました。いまは、ご朱印で来られる方が増えたので、らくがきを三時回向の挿絵から選んでいただくようにしています。
▲挿絵のなかで、朱色で囲んであるほとけさまは、広済寺にあるものです。
きょうは、お不動さんと愛染明王を描きました。
▲お不動さんの回向での読み方は、大聖不動明王。日本語の音読みだと「だいしょうふどうみょうおう」、古代中国語にならう読み方だと「ダイシンフズンミンニョウ」。愛染明王の場合、ほぼ音読みが一致して「アイゼンミンニョウ」となります。日本語だとカナ表記した場合、判断が分かれるものも出てくるので、自分的には、英語の発音記号で理解しているものもありますね。こういう時は、中国語が堪能な方が羨ましいですね。
▲お不動さんのほうは、お隣の平塚市にある松岩寺さんの国指定文化財、かんまん不動尊をモチーフにしています。小中学校の自由研究で、何度も親しんだ仏像です。盗難にあったこともありますが、無事に戻られてお堂に祀られています。平塚駅からおてら行きのバスがあります。終点の松岩寺停留所の折り返し場からちょっと歩きますが、お不動さんのお堂と霧降の滝に至るあぜ道はとてもきれいです。思い出したら行ってみたくなりました。
みんなが 漠然とイメージする 仏像のカタチがあります。〜どうげん
&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&
どうげんのCM
▲初夢とは31日から元旦の未明まで起きていて、日中までで見る夢が初夢なのか、元旦の夜から2日にかけての夢なのか⋯諸説あり、これがそうだ!と断言できないような気がします。初夢パックは12月18日まで受け、年内にお届けします。お正月の初夢で実験してくださいね。
※三が日の広済寺は、全ての業務がお休みです。玄関、本堂も閉鎖となります。ふだん定休日がありませんから、お正月の三が日だけはごめんなさい🙏。
&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&
広済寺のご朱印のお客様は、必ずご予約をお願い致します。
予定が立たなくなるので、アポなしは全てお断りしております。ご了承ください。