コロナ禍の年回忌供養
広済寺の年回忌供養の方法は、法事でやる方法とほぼ毎月開催の合同供養で行なう方法があります。コロナ禍でもありますので、最近ではこんな感じです。
法事とは〜日時はおてらと相談して決め、ご当家様が親族を招き行ないます。
写真は四十九日の例。
★御遺骨、遺影、位牌は自宅からお持ちください。盛り籠、果物、花瓶の生花一対、清酒、菓子折は、一括して井口青果さんへお願いをしていただいております。
★お施主様は開始の1時間前にはお越しいただき、お供物の確認、お墓へお水桶と仏花をセット。書院にてご親族様とお茶を飲みながら待合し、本堂にて法要となります。法要後は墓前での供養となります。
★ドレスコードは黒です。
★日程の予約について〜週末への過度の集中を避けるため、1周忌以上の法事の日取りは半年前、四十九日の場合は通夜・葬儀の2日間で日取りを決定となっております。
コロナ禍で変わったことは⋯
①おとき(会食)は、おてらでせず、
1)全くしないか、
2)自宅に移動しお身内だけでする、
3)法要後は解散としお弁当お持たせ、
4)お昼を済ませた午後から
といろいろになりました。
なお、人数が10名前後ならば広済寺の書院でも、じゅうぶんな社会的距離は取れます。おてらでケータリングさんに依頼して食事をとっても、問題はないと思います。天気が良ければ書院の外廊下のほうもお使いになられれば、お庭も見えて楽しいのではないでしょうか?遠くからの方は空気がおいしいとおっしゃいますよ。ご相談ください。
②集まっても10名前後とそれほど多くはないので、本堂では、3人掛けのお椅子を1〜2名様で使っていただき、密を避けています。
▲エアコンはありませんが、昭和の雰囲気がいっぱいのレトロ感と緑の木々にそよぐ風が心地よい空間です。▼
③咳こむのがタブーなので、室内は禁煙です。おたばこは外のクスノキでお願いします。
私はクリスマス前に、たばこをやめました。お年寄り、お子さん、皆さまへのご配慮に感謝致します。
④飛散を避けるため、以前やっていた、法事の後半でのお経を一緒に読むことは、避けています。
▲お経本がないでしょ?!
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合同供養とは〜ササキさん、ヤマダさん、キッカワさん、オオタニさん⋯をいっぺんに行ないます。
★昔のあげどきです。
「おときはなし。お経だけやってくれ」と言っても、結局は土日、昼前の時間帯になります。全てを受けてしまうと、計算上、年間のほとんどの土日が塞がってしまい、以降の葬儀の発生と追っての四十九日の対応ができなくなります。そこで、各家をまとめて供養します。
★お供物は広済寺で支度をします。ドレスコードはありません。平服でどうぞ。
★広済寺墓地の方は引き続き、墓前諷経です。自宅墓地の方、兼務の東円寺と慶徳寺のお檀家さん、霊園もお客様は、本尊様の前での立誦をもって墓前諷経のかわりと致します。
コロナ禍で変わったことは⋯
★玄関からそのまま本堂にお入りください。待合からお経まで全て本堂にて行ないます。
★ペットボトルのお茶をお渡ししますので水分補給にお使いください。
★本堂でお菓子を食べるのはちょっと憚られます。お菓子はお経の終了後、お施主様へお渡ししますので、適宜分け、おうちで召し上がってください。
★3人掛けのお椅子を1〜2名様でお使いいただき、密を避けてください。
広済寺での年回忌は、個別の法事でやるか、各家いっしょの合同供養でやるかの2通りからお選びいただいております。詳しくは私までお尋ねください。
お盆と秋彼岸が近くになって にわかに お問い合わせが増えてきたので 雑駁ながらお示ししました。〜どうげん