棚経
13日〜15日はお盆です。棚経(たなぎょう)といい、お檀家さんをまわっていきます。
広済寺ではこんなスケジュールでまわっています。
12日:終日:相模原・鎌倉
13日:午前 東圓寺門前、午後 上平間、慶徳寺門前
14日:広済寺門前、平間台
15日:午前 伊勢原、午後 平塚
お盆の精霊棚はこんな感じです。
たくさんのおうちをまわるので、日程はここ5年は固定にしています。あまりにも早朝と夜間は避けますので、おのずと、みなさんへ伺う時間帯は決められていきます。
みなさんにもお守りいただいていることがあります。
1.年に一度のことで、「ついでに〜」と法事の打合せなどになってしまうと回れなくなりますので、後日に。
2.水物を出されるのですが、炎天下で体温調節がきかなくなってくるので、辞退しています。
事前にお檀家さんへは訪問時間帯をはがきでお知らせしています。写真のなかにある絵はがきがそれです。以前は、ちょっとでも遅れると、おてらに電話がかかり、さらに携帯で「いまどこ?」とお経の最中に鳴ってしまうこともありました。
いまはほぼダイヤどおり。スジやさんのように、無理のないコースを組んでいます。
お盆は故人が家に帰ってくる3日間です。成り行きでやって、ほうぼうでつかまってしまって、外れた時間に伺うことになることよりも、毎年、決まった時間に伺うのが、現代の供養だと思います。
ほとけさまは13日、墓参のときに家へお迎えとなり、14日はゆっくりすごし、きょう、15日はおにぎりをもって買い物に行き、明日、お帰りになられます。
ことしも無事に回れてほっとしました。
そういえば、12日に、いつも給油をお願いしているスタンドさんで、こんなお飾りを見ました。いままで見た中でいちばん大きい、ヤマですね。
(場所:秦野市 本町にある宇山商事さんです)