8月盆棚経を終えて
お知らせ〜きょう8/15正午頃の救急車出動について〜
墓参で来られた高齢の女性2人が、墓地下の坂道で転倒しました。車椅子を押していた方と車椅子に乗っていた方が、雨で滑りやすくなっていた坂で車椅子を押しきれずに二人とも、投げ技をくらったようなカタチで転倒。打撲と腕の脱臼があったため救急車を手配しました。雨の坂道は、ふつうに歩くだけでも滑ります。雨の時、車椅子での坂の移動はなおさら危険なので絶対におやめください。幸いかかりつけの病院に行くことができ手当をし事なきに至りました。救急搬送時に、周辺の皆さまには公道での通行にご協力をいただきありがとうございました。
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お盆の棚経3日目。午前は広済寺門前。朝7時から回ります。
▲きれいにお支度ありがとうございます!「7時っからって早過ぎない?」いえいえ、農家さんも私も、下平間門前の皆さまは早起きなのです。
▲お供え物には親類の方が、砂糖細工でつくった漫画キャラクターのクッキー。ひとついただきました。結構、技術が必要なお菓子ですね。
▲実家に戻った孫さんが、ひょうたんでつくったのは今年亡くなったひいばあ。裏はひいじい。メイちゃんが作りました!かわいい😍そうそうこんな感じで、楽しく自由にお飾りしたらいいと思うんです。
▲砂盛の右にはペンタスとみそはぎの寄せ植え。ママに伺ったら、みそはぎは普通に水につけると水揚げが悪くすぐ枯れてしまうので、根っこから植えて寄せ植えにしたとのこと。いいアイデアですね。おてらのみそはぎを使っていただきました!
▲お盆のお飾りにあったのは、昭和50年代頃の素堂老師さんの短冊。「心の窓を開いたら 倖(しあわせ)は到るところに」いまでも大事にされています。雀がかわいい。
▲地元では赤ちゃんが生まれた家に、まわり地蔵がやってきます。生年月日と名前を書いたお手玉みたいなんが増えすぎることから、近年では、お手玉は内孫さんに限定しているようです。
▲昭和40年代初頭の素堂老師さんの墨跡。かすれの筆致がめずらしく感じました。字とか絵にはどうしてもカメラを向けてしまいますね。
▲お供え物に白や赤飯のおにぎりがあると、無性に食べたくなることがあります。普段は絶対に起きないことなので、私のカラダを借りて、きっとご先祖さんが食べたいのでしょう。きょうは伊勢原市街地で我慢できずに、赤飯のおにぎりをひとつだけいただいてしまったものです。棚経で起きる現象です。
14日午後は兼務する慶徳寺門前を回ります。
▲カズヨ姉さん宅。きれい。おいしそう。にぎやか。お盆を楽しんでいますネ。
▲先生のおうちの英国風ガーデン。タイタン、黄花コスモス、百日草、たくさんのハーブがのびのびと植わっています。広済寺の箱庭「ほとけはみている」や「たぬきの学校」は、この自由な雰囲気に影響を受けたものなのです。
▲掛軸を飾っているおうちがある中で、毎回、心ときめくのがコチラ。SF世界の仏教感がなんとも言えません!おもしろい!慶徳寺は長いこと無住の時代で、明らかにおてらのものから散逸ないしは廃仏毀釈で困窮ゆえ譲渡したとおぼしきものが結構あります。在家さんで十六善神図とかありえないでしょう。
棚経4日目。きょう8/15は伊勢原と平塚。街道にあるお地蔵さんを模写した掛軸。ピンクなんは、紅をうっかり落としたのだそうです。紙質から昭和期のものだと思われます。優しい感じのお地蔵さん。伊勢原街道 馬渡の交差点付近にあります。現在の場所に移転するとき、私がおつとめをしたのが5年くらい前のことでした。
▲お世話人のオトウサン宅で。日産勤務時代の同窓会で同僚の書家さんからいただいたもの。自由闊達な禅宗坊主のイメージ。
台風の影響で、悪天候のなか、無事に全行程をおつとめすることができました!みなさんが心待ちにしていて、汗ふきのおしぼりや、在宅での茶礼でなく車中でとペットボトルのお茶をいただきました。おもてなしをありがとうございました。年に一度の家庭訪問ですが、仏縁をいただく大切な時間です。酷暑で黒衣。みなさんの応援で助けられるのが駅伝や24時間テレビの走者と被ります。カラダが元気な限り、続けてまいります。お盆直後に法務があるので、お礼状と受取証は、順次、発送致します。
というわけで 水泳と筋トレも 精進のうち。絵や庭を見るのも大好き。〜どうげん