カヤの除去
明日11/27の午前中は、法務のため出向します。ご朱印受けのできる時間帯は午後からとなります。らくがき筆耕までですと45分ほどお時間をいただいております。必ずご予約の上でのご来山をお願い申し上げます。
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先週金曜日にも行なった表参道のカヤの除去。ホークとスコップで泥をサクりながら根っこを取っていきます。
前回外したのは表面の半分くらいでした。そこをもう一度エグって根っこを探しては取り、残った半面もやっていきます。
夢中になっていて写真を撮ったのは、ラストのほうのコレくらい。根っこごとの塊には金魚草やタマリュウも混ざっているので、この分離も大変な作業です。
おかげさまで、なんとか見られる姿にはなりました。
当初はこの状態から、中くらいの石を並べて、石畳のようにしてタマリュウを移植する予定でしたが、カヤの根っこは少なからず残っていてまた何年か先には撤去作業となってしまう。その時、石畳だと作業が難航するので、待ったがかかりました。
地肌が見えるのも禅寺らしくていいかなぁとも思うのですが、地表面が柔らかいためそのまま放置すれば草だらけになってしまう。さあどうするか?
電柱にはライトアップ用の電源プラグが来ているので、人の出入りがあるから、石の平板を敷いて通路に。残りのエリアはそばの種を撒くことにしました。そばなら三カ月ごとに撤収となり、土を掘り起こすことになるので、カヤの根っこも発見できること。しかも今回の除去作業で、50センチ以上、土の柔らかい部分が出来ており生育には最適だからです。松の芽摘みの作業が入る4月中旬と9月だけ、そばの撤収時期に合わせればOK。こんな結末になりました。
カヤの特性は、柔らかい土に種が落ちたとき、途端に勢力をつけてしまうこと。表参道エリアでも、この松のあるところ以外は地面が硬く、生えていません。畑が出来そうなくらい柔らかい土が温床になることが、分かりました。
できないから 色々と考える。そういうことが楽しいのだと思います。
広済寺は研究室。〜どうげん