涅槃会
坐禅会の皆さまへ
明後日2/17のにちよう坐禅会は通常通りの開催です。引き続き法務となりますので9:45定時での終了です。
ご朱印受けのお客様へ
16〜17日と法務がありますので、お時間を調整しての対応となっております。必ずご予約の上でのご来山をお願い致します。
きょうはお釈迦さまのご命日。涅槃会です。ご案内とおはなしで建長寺におりました。
▲掛軸にはお釈迦さまが亡くなる寸前の様子が描かれています。まわりは心配そうに見守る弟子だけでなく悲しんでいる動物や虫たちも集まっています。
▲法要は10時から1時間余り。お寒いなか、たくさんの皆さまにお焼香をいただきありがとうございました。
▲10時台は雪が降っていました。やがて雨になりましたが、三浦半島から横浜にかけては山が多いせいか、雪が降ると大変。茅ヶ崎あたりでは溶けていても、鎌倉はずっと残っていることもありますから。
▲3月には、僧堂の雲水さんが托鉢修行で伊勢原にもやってきます。私たちの頃は、涅槃会が終わってから冬休みとなり、里に帰っていましたが、いまは若干前倒しで2月中にまた戻ってくるようです。
雨が少ないので 降ればドカ雪でしょう。〜どうげん
神田の古書街を歩いてみました!
ご朱印受けのお客様へ
明日2/15は涅槃会。法話とご案内で建長寺におります。週末は法務となります。必ずご予約の上でのご来山をお願い申し上げます。遠くのかたは、パックシリーズもご利用ください。
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きのう見本市があって幕張メッセまで出たので、寄り道して神田の古書街に行ってみました。
御茶ノ水からの通りにある学校も、高層ビルになっていたり、元々あったものを転用したりとずいぶんと変わっていました。30年前みた独特なレタリング文字はもうないんですね。
▲浪人していた冬。全ての受験が終わって、ああもうダメだなぁと思って、寄った古本屋さん。当時、雑誌を買った記憶があります。いまはその当時の雑多な雰囲気はなく、美術や古典の専門書や洋書が並び、外国人のお客さんで賑わっていました。
これより神保町へ向かう古書街では、撮影がはばかられたのですが、かなり専門領域を扱っていて、日本の美術を研究している外国人が本を求めにやって来るようでした。チェーン店の古本屋とは一線を画す、キチッと専門、マニア向け、手が届かない雰囲気がありました。なんだかんだと3時間。飽きないひとときを過ごしました。ロシア語の本屋さんがわからなかったので、また訪れてみようと思います。
活字にはネットにはない味があります。〜どうげん
四角いオブジェ
ご朱印受けのお客様へ
明日2/13は幕張、15日は涅槃会法話のため建長寺、16日、17日は法務と予定が続いております。必ずご予約の上でのご来山をお願い申し上げます。
墓地北口の2番出口付近の整備に入っています。工事はアキラさんにお願いをしました。
▲タマリュウとセンリョウを植えていた空き地ですが、日陰のせいか雑草のほうが勝ってしまうので舗装をしました。ちょっとしたショートカットになりました。
▲出口から入ってすぐの墓地の跡地には、四角い石を配してみました。
▲いいカタチをしています。元々は本堂前の植栽にありました。柏の木や金柑の葉っぱの緑が落ちて、いい感じのみどりが出ています。朝の豆腐屋さんで見かける、水槽に入っている出来立ての豆腐を連想してしまいました。みどりの藻はさしずめ朝日の感じでしょうか。
▲オブジェなのは当然ながら、お散歩の方々がちょっと腰をおろしたり、墓参のお檀家さんがお花やバッグを置けるようにしました。ここはお墓を抜けた跡地。コンクリートだけだったのでいかにもそんな感じでした。場所も裏口の角地に当たり、求める人も絶対ないので、有効活用してみました。オブジェにしたり舗装をすれば、除草作業を減らすことにもなります。
自然石とも人工石とも言えない感じのものが、海とか湖に浮かんでいるような、なんとも不思議な感じになりました。お墓が抜けたところは ユーティリティにする。これも広済寺スタンダードです。
たぬきの学校との借景ぐあいが 気に入ってます。〜どうげん
時計台もできました。さらにリアルになったたぬきの学校。
⇅無印良品の駅の時計をプラスチックの箱に入れています。穴をあけたことで、K館に組み込まれ風に飛ばされることもなくなりました。⇅
重たい石の運搬、設置、穴あけ・・・・・どうしてもできないことはプロに任せてよかったと思います。お墓はもちろんのこと、庭のことも石屋さんの領域なのです。アキラさんの工事は、来週末までには完了予定です。
ジュゴン石
本堂のまわりにあった大きな石を箱庭へ移動しました。素人では無理なのでお檀家さんのアキラさんにお願いを致しました。重機で運ぶと坂道の舗装を痛めてしまうので、トラックで運び、お墓の北口から搬入となりました。
▲このあたりにと考えてはいたのですが。。。。。
▲本堂の裏にあったときはセンリョウの陰になって、そこそこキレイな感じでしたが。。。
▲そのう、カタチが細長い温泉まんじゅうというか東北新幹線の鼻みたいです。
▲ジュゴンにも似ていますね。
▲つまりは ブサイク。なんとかいい面を見つけて、絵にしてみようと思います。元々は本堂正面で靴に履くときの台に使われていたようです。表面が水平でないので、別の石になり、裏でニート状態だったようです。まだ広済寺に来たばかりの頃、運び出そうとしましたが、非力のため叶わず20年近く経ってしまいました。
作業は明日。北口の出口2番付近では、壁側の空き地のセメント舗装、墓地の跡地の有効利用として長方形オブジェの設置もあわせて進みます。墓参の皆さまには多少のご不便をおかけするかもしれませんがよろしくお願い申し上げます。
ブサイクだから よく神社にある チカラ石に しちゃおうかなぁ〜どうげん
ご朱印受けのお客様へ
庶務が詰まっておりますので、必ずご予約の上でのご来山をお願い申し上げます。遠くの方は、パックシリーズもご利用いただけたら幸いです。
きのうのご朱印
きのうのお客様は遠く江戸からでした。
七福神と千手観音さんのリアル版。目の前に千手観音像を出して、帳面の1ページに絵として落しこんでいきます。実線で輪郭を描いてから、墨の濃淡や筆のかすれで色合いをつけます。お気に入りいただけたようでなによりでした。ありがとうございます。
きょうの企業様向けお絵描きワークショップ&リトリートに向け、ここ数日はずっと外作務。
▲きれいになりました。自分としては海とか砂浜をイメージしているみたいです。
▲段差の解消と雨水時の土の流出防止に埋めた石。はきめがつけば、暫時は足元の名脇役。
▲12月に整備した松の木まわり。縁石もだいぶなじんできました。土の部分は暖かくなったら、そばの種を撒きます。土の中にはカヤの根っこが、また成長しているので掘り起こし、種まきの繰り返しになるでしょう。
▲ただ掃いて、草を引くだけだとつまらないので、きれいなかわらけや煉瓦色のかけらやガラスなどは、見つけては集めて、箱庭オブジェのパーツにしています。
▲かつての学び舎のリアル感が出てきた、たぬきの学校。10日に大きな石の箱庭への移動、時計の嵌め込み工事が入ります。モチーフにしたのは、今はなき青山学院大学厚木キャンパス。お参りの皆様で同窓生の方がいらっしゃいましたら私までお声掛けください。チャイムの響きもお聞かせ致します。閉鎖後16年。その存在さえも忘れ去られるのは辛いと感じる出来事が昨秋に続いたので、禅の庭で再現してみました。▼
▲お檀家さんのヒロコさんママからいただいたビオラ。太鼓橋まわりに彩りを添えてみました。
▲ふきのとうも生えてきました。
いろんな役も降りて おてらの いろいろに気づくようになりました。〜どうげん
本堂前清掃
ご朱印受けのお客様へ
明日は15時台にご予約の方があります。明後日2/6は、企業様のリトリート&ワークショップ受け入れのためご朱印受けは終日お休みです。遠方のかたのためにパックシリーズもご用意しております。どうぞご利用ください。
############################################################明後日の受け入れで境内拝観もあるので、きょうは本堂前清掃。春のように温かい一日でした。
▲軒先の掃きだしから始めて、
▲枯れ葉を集めては、水を入れたバケツで砂利と葉っぱを分けて、砂利は薄くなったエリアに戻していきます。
▲冬草も小さいものがけっこう生えていました。この時期に逃さず引いておくことが春からの作業に繋がります。
▲はきめのついた庭は気持ちのいいものです。▼
▲砂利と見てもよし、川の流れや海や砂浜と見てもよし。磨かれたものから何かを感じるのが禅寺の庭。
▲小さなきれいが、境内に美をつくっていきます。そうじというよりデザインなのかも。
▲燃し場もきれいに。焦土はガーデニングの施肥になります。作務をやったあとのほうが事務しごとがはかどるので、意識して作務に時間をさいています。
なぜか 夢中になってしまう ひととき!〜どうげん