新書院の試運転〜法事編

検査確認が終わりました。日常の業務が千手閣で行なわれつつあります。本堂からの屋移り後、ある程度の什具が揃ってのはじめての法事。

▲玄関から真正面は殿司寮（でんすりょう）。墨絵や塔婆を書いたり、衣をおく空間です。法事のときは、お施主さんの受付場所になります。


▲客殿の千手堂です。この日の法事は35名。お椅子に掛けていただいて、ずいぶん楽になりました。むかしは8畳2間しかない上に、夏場は湿気って、羽虫やムカデに悩まされていました。上座には千手観音さま、開山帰山光一禅師さま、達磨大師さま、お地蔵さまを安置してあります。これまでは本堂の奥のほうにありましたが、日の目を見ることが出来ました。
今月は、本堂と書院の橋渡し部分や仮設のプレハブとの切断部分の養生の工事になります。完全運用までには、まだ、ひとつきはかかりそうです。

11月11日以降、完成を記念し茶話会を数日に亘って開催予定です。詳細は、今後ブログでもお知らせ致します。

どうげん