新お坊さんの智恵袋

どうげんが毎日発信〜きょうの広済寺・住職の予定情報をいちはやく!

発信文書〜お檀家さん編

ご朱印受けのお客様へ

本堂へのお参りと書き上げまで茶礼をしながらの待合となりますので、40分前後のお時間を見ていただいております。筆耕が奉拝・せんじゅさんのみ、らくがきを含む場合も併せ、必ずご予約の上でのご来山をお願い申し上げます。ご遠方のお客様のためにパックシリーズもご用意しております。どうぞご利用ください。

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今週は建長僧堂からの遠鉢受け入れ(26日)とcooking project (8日)関連で動いています。その合間には、お檀家さんからの法事のご依頼や塔婆への筆耕があります。

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▲「ご法要の打合せ」「お塔婆申込書」と予約票です。予約票はiPadに入っているnumbers をエクセルと同じように使っています。iPadのほうがパソコンよりも立ち上がりがはやいのと出先でも使えるので便利なのです。日程の予約を受けたあと上記3点を作って郵送。本番のひとつき前に、塔婆のお申込みと人数、お供物、引き物などの搬入の日時等を面談で行なっています。最近は、高齢で免許を返納してしまったり、お体の自由がイマイチ・・・というお檀家さんも増えているので、ご自宅に伺うこともあります。

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▲大きな行事があるときはハガキ職人をします。封筒に三つ折にしても、なかなか開けていただけないこともあるので、ハガキなのです。限られた紙面に、情報をおさめるので4コマ漫画や川柳を作るのと似たような感覚ですね。定期的にお知らせすることで、お檀家さんにも年回忌へのリマインダーになっているみたいです。

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▲塔婆の裏書き。私の字で版をとったプレ印字。これまでは平成を入れたものでしたが、新元号に変わるので平成を抜いたものに切替えています。

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▲お塔婆を受けたあと、書き上がりをお知らせするハガキ。大切にとっておかれる方も多いのを最近知って、ちょっと驚きでした。じぶんとしては連絡ツールにしか考えていなかったものですから。。。。。

こうしたグッズのおかげで、昔のように、法事を「来週の日曜に」とか「来月」お願いといったこともなくなりました。でも、いろんなことがあります。「法事の依頼は電話でなく、キチンとおてらに出向いてでないと失礼に当たる」と思いこんで、希望の日が取れなかったりなんていうことも。。。。。毎月開催の合同供養の仏事相談会は、講話の中で相談も受けるものなのですが、名前が相談会なので、たぶん銀行とか住宅展示場の相談会のようなイメージを持たれたのでしょうね。法事の打合せができるものと思いこんでいらっしゃったり、正しく伝える難しさを日々学んでいます。モノゴトをカンタンに。繰り返し、わかりやすく伝えることが大切だと思います。

 

いつもヒューマンエラーは起きるもの。それくらいの気持ちで。〜どうげん