棚経のかわりに
日本ヒューマンセレモニー専門学校のみなさまへ
ご清聴御礼申し上げます。
本日、第1限目の「忘れられない葬儀」では、大変にお世話をいただきました。入校時の体温チェックやマスク着用等、対面講義がやっと始動されて間もない今。諸々、大変な中、ご清聴を賜りました。全員の皆さまが、熱心に聴いてくださり、また多々、有意義な質疑応答もあり、素晴らしい学びのひとときとなりました。隣の町ですから、これからも、広済寺での移動教室やおてら体験等に繋げていければと存じます。どうもありがとうございました。
合掌きっかわ どうげん
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午後からは田村の妙楽寺さんへ。
▲またまた作庭用の石をいただくことができました。表参道の黒松まわりに使いましょう。どうもありがとうございます。▼
お店に行けば、もうお盆のお飾りが並んでいます。
▲昨日の午後。秦野のジャスコにて。
和尚さん同士で集まれば、「ことしの夏の行事 どうしてる?」となります。ほとんど全部がお施餓鬼は規模を小さくしての開催。お盆の棚経にも変更が出ています。おてらさんによっては、家の中に上がらず、お庭からお経をするところもあるようです。
広済寺では、お施餓鬼は無観客法要で開催し、お檀家さんの墓参をもって、そのかわりとすることに決めました。感染防止のため、大事をとってお盆の棚経は全面中止を決めました。初回は4月時点で、6月になってから再度、お檀家さんに詳細のごあんないをしております。
毎年、お経でお伺いしているおうちには、はがき大のお札をお渡し、仏壇やお飾りに、お供えしていただくようにしました。こちらが原稿です。
いま描き終わりました。ほとけさまを描くので、慣れている、広済寺オリジナルご朱印帳に描き落としました。見開き、左から書院の千手観音さま、本尊のお釈迦さま、開山(初代)の帰山光一(きざんこういつ)禅師さまです。お経のあとに読む回向文には、ご当家さんのお名前を入れるようにしてあります。
集中してやれたので2時間くらいで原稿ができました。明日、双葉印刷所さんに持ち込みます。
広済寺のご朱印受けは、COVID-19 が完全収束するまで、郵送分のみの受付です。状況が完治したのではありません。神奈川県内の交通電光掲示板には、「不要不急の都道府県をまたいでの移動は慎重に」と告知されております。
▲シールドをつくっての筆耕もできないのと、対面となれば体温チェックも必要となります。発症に備えるとは申せ、初めてのお客様から、連絡先を伺っておくというのも違和感があります。お受けする場合、私もマスク着用して、皆さまの目の前での筆耕となります。どれをとっても、あまり⋯自然なカタチではないように思えてなりません。
現在、葬儀については参加者への人数制限、法事はキャンセル、お盆も例年のようにはできない状態です。という事情で、郵送分のみの受付とさせていただくことにしました。これまで楽しみにされていたみなさまには申し訳ございませんが、ご協力をお願いします。
マスク着用での先生役。けっこう暑かったです。それ以上に楽しかったです。〜どうげん