お盆のお飾り
きょうはすでに32度超え。ことしの最高気温となりました。午後から幢昌寺さんのお施餓鬼です。
この時期になるとお檀家さんからお盆についてご連絡をいただくことがあります。お施餓鬼のご案内のお手紙のなかでお飾りのチャートを添えたり、ご葬儀があったお檀家さんには直後の答礼での打ち合わせであらかたはお示しをしています。そんなやり方で、10年余となり、其れ程、迷うことはないようです。
以前は、そうではなかったので7月に入ってから、「お飾りをどうするのか?」とか「火をたいてご先祖さんを迎えろと言ったってマンションなのにどうしたらいいの?」とか電話が集中することもありました。こちらも7月盆、建長寺さんの開山忌、部内のお施餓鬼、じぶんの広済寺のお施餓鬼準備に追われる頃にもなりますので、同じようなお問い合わせが同時多発になるのには、ずいぶんと難儀したものでした。
おうちや地域によってもそれぞれなので、「必ずこうしなさい」というわけでもありません。神奈川県ですと、お盆のお飾りはだいたいこんな感じになります。
▲広済寺がお配りしているお飾りのてびき。ヘタくそな絵はわたしが描きました。当時、ダニエル・シャローさんのワークショップに参加した影響もあって、色鉛筆を使っています。
このお飾り。何かに似ていませんか?・・・・・そう。お施餓鬼の施餓鬼棚です。
お施餓鬼でも、みそはぎで水向けをしますよね。
お盆の棚経は、おうちでの小さなお施餓鬼。家族の方々と霊界から戻ったご先祖さんに、お経をお唱え供養をします。
広済寺のみそはぎも、たくさん咲いています。どうか、ハサミを入れて、おうちの仏さまにお供えをしていただきたいと思います。
広済寺の棚経は12日〜15日です。〜どうげん