もうすぐ冬至です
本日のご朱印受けは14時迄です。事前にご予約の上でのご来山をお願い致します。
冬至の前迄に済ませているのが、本堂の大そうじです。ことしはきのうでした。冬至以降、天皇陛下さまのお誕生日、クリスマスイブ、クリスマスとなるころから、お檀家さんが墓参と暮れのご挨拶にお見えになられるため、毎年、先行してやっています。
押入れや棚にある、坐禅の単布団、仏具、位牌、仏像など全て出して、全て拭いて御身拭いをします。木の面は手の届く限り、全部拭きます。
僧堂のやり方に倣っています。
本尊さま。傷みがはげしい部分もあるので、移動せず、宮殿の中でやさしく御身拭いします。
天文19年に彩色を施したという銘文があります。
来年はいぬ。かわいい干支のオブジェはイシックスさんにいただいています。今年ももうすぐ来るでしょうから、トリさんとか終わった干支は鐘楼前の箱庭に移動します。通学する小学生やお散歩の人の目に留まって楽しんでいるみたいです。
午後からは本堂の外回りの水攻めです。花瓶や線香入れや魚板もどかして、洗います。
中性洗剤をかけたデッキブラシや洗車ブラシでこすりながら、ホースでジャブジャブ洗い流します。
こんな感じに現状復帰。仏具の位置、椅子の並び等、微調整をして完了です。
人の出入りがあるからまたやるようなんですけどね。でも年に2回、お施餓鬼前と冬至前には、御身拭いまで含めてメンテナンスしています。傷んだ箇所に気づいたり、補修をしたりできるのも、日日の手入れがあってこそだと思います。
丁寧を 積み重ねるのが そうじ〜どうげん