新お坊さんの智恵袋

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魚鱗リニューアル&香炉灰なおし

こんにちは😃動いていると汗ばむ陽気です。春らしくなりました。

佐藤仏具さんを通して、秋田の職人さんに塗り直しをお願いしていた魚鱗。きょう戻ってきました。

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▲新品みたいです。「およそで要らなくなったから焚き上げて^_^」と広済寺にやってきたのですが、塗りが剥げていただけで音も出るし状態がよかったので、リノベしました。コロナ禍で、もう広済寺では、大きな法事はありえないので、小部屋は仏間仕様に改造予定。そのときに活用します。

きょうは香炉灰なおしです。

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灰クリーンで線香のカスと灰を分離します。

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▲カスは、製麺工場ならばかんざし。もったいないので焼香時に再利用します。

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▲壊れた高杯の皿の部分。江戸時代のものでしょう!かんざしを入れて使っています。

香炉の中にある灰をならします。

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▲私が学んだ建長僧堂では、香炉を上下左右に揺らして、灰の面が平らになるようにやっていました。僧堂によっては、ヘラでプリン状に🍮したり、禅の庭よろしく筋をかいたりするところもあります。

①香炉から灰をすくって、灰クリーンへ。

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②線香カスと灰を分離します。

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③香炉を揺らして灰の上っ面をならしたら、外側を濡れたぞうきんで拭って

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④化学ぞうきんで拭いておしまいです。

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重宝な灰クリーン。

直近で仏事があったお檀家さんには差し上げています。

〜どうげん

 

こんなにありました。f:id:dohgen:20210326210908j:image