新お坊さんの智恵袋

どうげんが毎日発信〜きょうの広済寺・住職の予定情報をいちはやく!

夏本番〜節電モードへ

 電車が間引き運転になったり、バスは土曜ダイヤになりました。きのう工業地帯を走っていたら、日曜日なのに大きな工場が動いていました。金・土・日に稼働し、月〜木まではおやすみになるシフトが動き出したようです。休みといっても休むのはヒトだけ。アイドリングをしてフルに稼働するまで1〜2日はかかります。水、木はキカイを立ち上げるのに必要な時間となります。
 節約も必要なのですが、「もったいない!もったいない!」と言ってまったく使わないとキカイがダメになります。おてらではエアコンは必要最小限にしています。が、わたし自身がエアコンも扇風機も電気的な音が嫌いなので、法務以外、ほとんど使ってきませんでしたので、意識して動かしてみることにしました。
 確かに車にしても、後生大事にしていたらタイヤはへこむし、バッテリーはあがってしまうし、よくないです。適宜、使って、無駄なくエネルギーを使っていきたいと思います。
 
さて、夏に計画停電が実施された場合、おてらではこんなことが予想されます。
★信号がつかないので時間通りに動けない。
→おせがき、棚経が時間どおりに遂行できない。
★電車の運休で、おてらにお参りに来られる方々の足がストップする。
★停電でオンラインが使えないので、代金の決済が遅延する。
★酷暑のなか、エアコンが使えない。
★洗濯機が使えないので、白衣や襦袢が洗えない。
★冷蔵庫が使えない。冷たいものをお出しできない。
★トイレの水が流れない。
など。「いままでが100%だった」のだから、「できないものはできないもの」としてもやむを得ないと考えています。というか、「できないこともあるんだ」と皆が受け止めることが試されていると思います。水のように、蒸気になったり、お湯になったり、氷になったり、自在でいけばいいのではないか・・・と考えるようになりました。「いままでの便利をいったんアタマから切り離す。」これも停電対策ではないでしょうか。