新お坊さんの智恵袋

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トラブル対処法:電話回線を切ってしまったときは

 けさ、携帯が鳴りました。警備会社さんからです。
「あのぅ、ISDN回線のFAXの方をセンターとの交信に使っているのですが、受話器があがっていないでしょうか?」
きのうはスタッフもじぶんもFAX使っていないし、なぜだろう?
おてらに到着してガードを空けると、電話器が点滅していません。原因はきのう入った植木屋さんです。
「金木犀に線が乗っかって、みえねえよ。切れちゃったけど、皮だけで中味までは切れてないから平気だよぅ」
切れたのはわたしです。まじギレです。
 携帯で116へ電話しても、「携帯からはかかりません」のメッセージ。
「え〜こまったな。104で聞いてみるしかないかも」
と104に電話して、携帯からでもつながる116の番号を教えていただき、NTTさんにかけつけていただき事なきを得ました。
 
 電話回線が切れると、警備の回線もだめ、ネット回線もだめ、電話の転送もできなくなりますから、大パニックになるのです。
 
 電話が切れたのは2回目。2月には、書院の工事に入っている大工さんでした。
深夜、基礎のセメントを乾かすために暖房機をつかっていたら、容量オーバーで停電。
「坊さんどうせ朝来るし、ま、いいかぁ」
朝、ガードを空けると反応なし。
「あれ〜まじかよ〜〜〜〜!」
電話が長時間もとめてしまったので、現在時刻のメモリーがパー。
「あのさ〜〜〜!」
みんなどこかに、おてらというのは古風で、電子機器なんか無縁と思っているンでしょうかね。建て替えがあると、いろいろなことがおきます。最近はなるべく、怒らないようにしています。最近は何が起きても慌てないようになりました。
「また何かある。起きてもしかたない」
当たり前に動いていることって、じつはありがたいことなのかもしれませんね。