お施餓鬼のお塔婆全て筆耕完了!
こんにちは🌞昨日は台風ばりの強風でした。雨はきょうも降らず、なんかからっ梅雨の気配です。
遠慮せずにバシャバシャ降って、水瓶を満タンにしておきたいところです。
たぬきの学校のビオトープも、日照り避けのため、移転しています。
▲チャペルの前から、チョット南のベルガモットのほうへ⋯▼
▼ロータリーから体育館のそばへ。もとあったところにはサビが出ています。▼
チャペル、体育館、ロータリー⋯たぬきの学校のモチーフは、いまはなき青山学院大学厚木キャンパス。当時存在していた建物の呼び方で、位置関係を表現しています。
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お施餓鬼の塔婆は、あと門前のお檀家さんの分を残すのみとなりました。
さっ。リキ入れて行きましょう!
やっぱりみなさん、どうやって書いているのか⋯知りたいみたいです。
体力は使いませんが、間違いなく書いていくので、集中していますね。
乾かすこともあるので、場所を取ります。ことしはコロナ禍で法事が極端に少ないので、経常収支的には大打撃ですが、お施餓鬼の作業的にはラクです。毎週末が法事になってしまうと、来客があるたびにどかすので、筆耕しては撤収の繰り返しになってしまいます。こうなると、もうコツコツ&サクサクやっていくしかないんです。「お施餓鬼の塔婆なんかすぐ書けるさ」とおっしゃるオツさんもありますが、漢字のこと、名前のこと、書くまで場所を取ること等いろいろ派生が出てくるから、すぐ書けるというのは無理だと思うのですが⋯。
全てのお檀家さんの分となると200近いので、いっぺんには書ききれません。そこで⋯
①兼務の東円寺分→②兼務の慶徳寺分→③7月盆訪問先分→④伊勢原市街他遠方先分→⑤広済寺に近い門前分
とグルーピングし進めています。その裏付けが全データの構築にあります。あんない文書、塔婆に筆耕する文言、代金の授受記録等はwindows とiPad にあり、双方とも同じ記録を残しているんです。最初に始めた①と最後の⑤までで、時間の経過があるので発信の月日を変えることも出てきます。そうならないよう5月の後半に仕掛け、6月いっぱいには終わらせるのが理想的です。文書の内容は同じでも、表現に工夫がないと、うまく伝わらないこともあります。土台をしっかりつくって、次のグループでも問題のないよう、校正していきます。
同じ名前のお檀家さんがある場合は、らくがきをします。
▲こんなのとか、
▲こんな感じ。らくがきご朱印のリピーターさんだったら、「あ〜コレ欲しい〜」と言う声が聞こえてきそうですね。
ちなみに丸丸マサルさんは漢字全文字一致で2名、ホニャララけいこさんについては、施主またはその奥さんまで見ると、漢字は違っても「ホニャララけいこさん」と同じ読みになる方が10名くらいいるんです。代替わりすれば、紛らわしいケースが出てきます。だから、ふだんからの、データ構築が大切なんです。
だいたい⋯
書けたでしょうか?…こうしてみると、なかなか圧巻でしょ?
廊下の塔婆たてに格納しておしまいです。
追加があったので、乾くのを待つ塔婆が1本発生。ビニールはあとで掛けましょう。
コレで事務集中課モードから解放されました。いまの時期に筆耕しておかないと、これから酷暑になるのは明らかですから、肘や指先から汗を垂らしながら、筆耕することになってしまうのです。滲んじゃいますよね。
「じゃあ、エアコン使えば?」としたいところですが、エアコンを掛けてやると、空気が乾燥して、墨汁の水分が飛んでしまい、ねっとりした墨汁で書くことになります。ダマができちゃうんです。これを重ねておけば、擦れて汚れる原因になってしまうのです。ということで、自然の空気で負担なく乾燥させるしかないんです。そのためには、エアコンが要らない、いまがチャンスなのです。
これから先の作業は---------
①郵便振替で届いたお金の確認
②お檀家さんとそのご親戚の方々へのお便りがわりのかわらばんの作成
③8月盆休止の代わりのおふだの筆耕
④墓地エリアの剪定と除草
⑤当日のセッティング準備 買い出し等
となります。
明日以降は、外作務の再開です。
私のしごとをずっと見ていてくれる人がいます。それは、書院にある千手さん、開山さんやほとけさん、写真になっている先代さんの家族の方々です。だからこれまでに致命的な失敗が一度もなかったのでしょう。〜どうげん