新お坊さんの智恵袋

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庭づくり

だいぶ暖かくなって、草花の成長が日々楽しみになってきました。これから夏に向けては雑草との競争。それに勝つための庭づくりに集中しています。ご朱印受けのお客様は必ずご予約の上でのご来山をお願い申し上げます。

表参道にあった釜。ガラ石を入れていたのですが、まわりにあった水仙がかなり大きくなり存在感がなくなったので、箱庭に移転し、ビオトープに転用しました。

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▲元々はお蕎麦やさんで使っていたものですが、片付けのお手伝いをした折、わけていただいたもの。いまでも大切にしています。

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▲いつも美味しいお蕎麦をありがとうございます。どうげんのオススメは天せいろ大盛り。食した後、胃腸の働きが良くなる薬膳です。

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▲釜が抜けた跡地は、穴を掘って、境内にゴロゴロしているガラっぽや石ころ。積もれば、銀閣寺にあるみたいなプチ向月台の完成です。はきそうじをしながら石ころを集めています。ご高齢の方や杖をついた方や車椅子の方のご来山があったときに、石ころが危なかったり、邪魔な時があるんです。

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▲昨日、たぬきの学校の礼拝堂*夢殿にクリスタルツリーが入りました。さあ、箱庭へ移動しようとしたところ、不意のお客様のお相手をしていたら、つるっと手が滑ってしまい、根元と頭の部分に分かれてしまいました。でも大成に影響はないのでそのまま使います。ツリーはクリスマスのイメージと、モデルにしたウェスレーチャペルのてっぺんの見立てです。てっぺんに突起のものを置くと、高齢の方やお子様が転んだ時など、万が一のとき危ないので見立てにしました。

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▲根元だけでも、イイカタチ。なにかに使えそう。。。。。

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▲正門のたぬきの睡蓮鉢。翡翠玉のてっぺんにのせてみました。

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▲A館前のロータリー。使わなくなったガラスの灰皿に、苔を育てていたのですが、排水がないためなのか失敗。当時の厚木キャンパスのロータリーはツツジの植込みだったので翡翠玉で見立ててみました。強風のときに飛ばされてしまうので、1.25kgのバーベルプレートが入っています。翡翠玉の真ん中が黒いのはそのためです。

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▲正門の守衛のおじさんの詰所。元々は灯籠のパーツです。中には、昔あったミスドノベルティの五角形の飴入れ。そこに翡翠玉を入れ、さらにてっぺんにもガラスの器もそうやって、校舎全体に広がっていた木々やチャペルのステンドグラスをイメージしています。▼夢殿脇門の守衛さんにも翡翠玉▼

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全体で見てみましょう。

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▲6000人を擁した、かつての学び舎がまた一歩、リアル化です。カヤがはびこってどうしようもなかった空き地が、見事に魔改造されました。少なくともたぬきの学校分の面積は、以前のような大々的な草引きの手間がなくなったことになります。カヤの除去はまだ続きますが、かわらけエリアに、塩と醤油を流しこむだけでいいように仕掛けてあるんです。

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▲写真に見えるのは、ガーベラ、みそはぎ、明日葉、ベルガモット、金魚草、ハギ等。昨年12月14日から始まった箱庭の大々的な手入れ。境内にある植物の100種類くらいがここにあります。

土づくり 水やり 草引き そうじ が トレーニングになっている。〜どうげん