めずらしいお墓
おはようございます。あんまり風が冷たいと、作務も寺務も、なんかヤル気が出なくなって、「まっいっか」となってしまいます。本日のご朱印受けは15時までです。
どうげんデザイン・広済寺オリジナルご朱印帳もよろしくお願いします。
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毎日のように作務をしていると、いろんなものに出会うことも多々あります。多分、土葬の時代に一緒におさめた古銭とか・・・・・。それも、寛永通宝とか大正から昭和にかけての銭の単位のお金です。あとは石碑や柱の土台に埋め込んだと思しき、メンコみたいに薄っぺらい平石。これにはお経の一文字があって、建物や石碑が末永く続くように願ったものでしょうか。
年末に、お檀家さんがお墓の改修をすることになって、供養のため、立ち合わせていただいたのですが、・・・・・
なんということでしょう。ご遺骨を納めるカロートの内壁に、
天女さんとか雲とか、建長寺さんの仏殿の欄間にあるような模様があるじゃないですか?すごい豪華な感じでした。
将来をお考えになられて、いまから40年くらい前に作られたそうです。当時、一番いいものを選んだということでした。石塔が洋型になったり、刻みの文字が、「◯◯家先祖代々」から、「心」とか「やすらぎ」とか、ことばになってきた流行はあります。でも、見えない部分である、カロートでこんなに素晴らしい彫刻があるとは驚きでした。
毎日 こころのアンテナを張っていると おもしろいことが やってきます。〜どうげん