新お坊さんの智恵袋

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手弁当の精神

暑くてどうしようもない日が続きますが、秋らしいカラッとした風も感じるようになりました。お米がおいしく感じる頃でもあります。
 先日の外国人坐禅会では広済寺からは、役員のタダオさんと吉田君。執事のまさやさん。法類の綾部さんの応援が加わり、じぶんと合わせ5名での参加となりました。開始前の準備がありますので、坐禅会のときはお弁当を持っていきます。鎌倉あたりで駐車場を確保しつつ、早お昼をとれるお店やさんは、なかなかありません。よって、坐禅会に登板のときは手弁当なのです。


▲名付けて「ワンプレートのり弁」〜
一番底は白ごはん。上に向かって、のり、白ごはん+ツナ、のり、白ごはん+かつお+梅干し。のり+しろごはん+ふりかけとなっています。てっぺんに白ごはん+秋刀魚の蒲焼+焼たらこ+自家製紅ショウガの刻み+味つけたまご+ウインナーになっています。食材は和。ワンプレートなのは海軍風。混ぜて食べるのはビビンバ風。いろんな遊びを入れています。結構、おいしかったようです。

★味つけたまごの作り方
暑い時期のお弁当なので、腐食を防ぐことを考えました。味たまは前夜に仕込みます。
ゆで卵を作ったら、ふたのできるパックに入れます。パックにはレモンやカボスを絞り、皮もそのまま投入。朝には柑橘系の香りがしみ、いい感じになります。酸が食欲をそそり、かつ腐食を防いでくれます。
★梅干し
梅干しは綾部さんのおばあちゃんにおねだりしていただいたものです。おばあちゃんの梅干は酸味といい塩加減といい肉の厚みといい、最高の味なのです。梅にいっしょに入っている赤しそやショウガも刻んで、赤い彩を添えます。これで腐食を防ぎます。


▲副菜はミートスパとハンバーグ。

 箱は冷蔵庫などにおかずや野菜を保存するパックで代用しています。お弁当は毎日つくるわけではないので、こんなものでも充分役立っています。食べ終われば、流しをお借りして、うちのスタッフと一緒に、サ〜っと洗ってお持ち帰り。
 食欲が失せる暑い時期。でもパッと見たら「なんかおいしそう!」と思わせたい。食べてみたら「なにげでうまいじゃん〜」・・・いつのまにか完食している・・・。こういうものをつくってみたいですね。   
どうげん