新お坊さんの智恵袋

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おせがきの準備〜データづくり

 8月5日はおせがきです。塔婆を筆耕するために準備をします。7月盆でお経に伺う方々へは事前に案内を送付し、お経のときに申込用紙を受け取ります。伊勢原、平塚など遠方の方々へは一斉に郵送し、郵便振替で申し込みを受けます。おてらの門前は、昨年までは世話人さんにまわっていただいていたのですが、酷暑が続いていることと計画停電がいつあってもおかしくない状態なので、個々に当日持ってきていただくように変更しました。
 大きく分けると7月盆先、遠方、門前の3つのグループです。でも、そのなかには、いろんな場合分けが生じてきます。きほんは「○○○○家先祖代々」ですが、本家さんの当主が定まらない場合は、「▲▲家先祖代々+功徳主」となります。また、普段お参りがなかなかできないので、おせがきのときにお戒名でお供えしたいという場合もあります。これは「○○○○霊位追善供養+功徳主」となります。今年、新盆さんをお迎えになられる方は「○○○○霊位新盆供養+施主」となります。
 さあ、これを間違いなく、案内状、振替用紙にするにはデータを作成しないことには始まりません。普段から住所の変更をアップしたか、施主の変更を怠っていないか・・・もろもろでてきます。そんな処理をしてお手元へお届けするのが、写真のような感じになっていきます。

 今回は、セブンに移行しながら進めました。エクセルは新バージョンで保存すればほぼ問題は起きないことがわかりました。あて名ラベルや振替用紙はワードですが、これも印字のずれはなかったのでよかったです。セブンは互換性に優れています。慣れると予想以上に使いやすいです。
 送付は郵便局にしました。ちょっと高いかもしれないけいれど、確実に届くからです。メール便だとかんたんなミスでの誤配やセンターへ戻されてしまうと忘れた頃に舞い戻ってきます。安いけど「はなし半分」なところがあります。
 23日から他のおてらさんのおせがきに出頭しながら、塔婆の筆耕、境内のそうじ、お花やお供物をそろえたり、・・・忙しくなります。私にとってことしは13回目のおせがきです。