秋彼岸〜入り
きょうはお彼岸の入りです。ひとつき前のうだるような暑さから、すっかりカラッと秋らしくなりました。お彼岸の入りは、早朝から、みなさんがお参りにみえます。本堂では、お茶のお接待をしております。
毎回、お彼岸の折に、六地蔵さんのお帽子と前掛けをとりかえてくださる方がいらっしゃいます。「お姉さんは、前掛けを」、「妹さんは、お帽子を」、「従兄弟さんは、お地蔵さんに着せてあげる係りを」と分担しています。もう、かれこれ、30年以上になるのだそうです。ありがたいことですね。
ごじぶんの先祖に会う方はもちろん、「ご近所だから」とか「同級生だから」とか「戦時中に軍隊で一緒の仲間だったから」とか、・・・いろんなご縁でお墓参りに来られます。
朝から、ほうぼうのお墓参りをして、夕方5時くらいまで、人の流れが絶えません。
こんな田舎の小さな山寺ですが、お彼岸には、通算で1000人以上のお参りがありますよ。