しごと始め・・・こころに、ひとつおもたせを

　車の流れも、いつもに戻り、きょうからしごと始め。年始の来訪が、まだまだ続きます。十六善神さんは、もう少し、お飾りしておくことにしました。「あけましておめでとうございます。ことしもよろしくお願いします。」いろいろな方がお見えになります。
「不況で大変なんです。売上げが去年より大幅に落ちました。」
「昨今の景気低迷で、環境は大変厳しいものであります。しかしながら、なんとか創業○○年を迎えることができます・・・」といろいろな声を聞きます。
　先祖あっての私たちです。「生きている」というよりも、助け合って「生かされている」のではないでしょうか。広済寺は、安心して手を合わせられる、あたりまえのようだけれど、その無限のありがたさを、ことしも発信しつづけていこうと思います。
　「和尚、野菜がとれただよぅ。」「いただきもんだけど、使ってくれィ。」「お墓をいつもきれいにしてくれてありがとう。」・・・気持ちはさまざまですが、共通するのは、ただひとつ。人さまに喜んでもらいたいという気持ちです。
「あがっていきなぁ」「お茶飲んでいきな」「これ持っていきな」・・・ささやかなものではありますが、必ず、こころに、おもたせをいたしましょう。これが、喫茶去（きっさこ）の精神だと思います。

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本日の来山　5名　午後2時現在