はがき職人〜梅雨のご挨拶&7月盆棚経 編
ご朱印受けのお客様へ
お施餓鬼期間に入り、出向が続いております。明日6/6は徳雲寺さん、明々後日6/8は貞晃寺さんのお施餓鬼です。必ずご予約の上でご来山ください。予定が立たなくなってしまうので、アポ無し、突然のご来山での筆耕依頼はおやめください。皆さまのご協力をお願いします。
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お檀家さんの方をメインに、ほぼ隔月で、「お知らせ」をはがきで作っています。
▲梅雨のご挨拶〜広済寺、東円寺、慶徳寺のお檀家さんには明日、到着の予定です。ワードのはがきテンプレートに、噴き出しを入れて作っています。2泊以上の出向がある時は、お檀家さんの葬儀等、緊急時でも慌てないよう、事前にお示ししています。お客様にはがきが届くことで、忘れかけていた法事のお話、相談ごとが来ます。これを続けることで、物日だけに集中しないよう、寺務の平準化をはかっています。
▲7月盆棚経〜明後日、到着の予定です。横浜、東京方面のお檀家さんは7月に回ります。お檀家さんになられた方、抜けられた方があるのでデータをしっかり固めます。どなたにも齟齬のないよう伝わる文面を心掛けています。ひな形は去年のものですが、校正を念入りに行っています。
はがきのほうが、開封の手間がないから絶対見るのです!限られた紙面ゆえ文章も簡潔になります。郵送費は普通はがきで62円。往復はがきで124円。それぞれにプラス、複合機での印刷費をみると、はがきの両面で40円程度でコスパ良しなのです。
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事務しごとは視神経にきてしまうので、合間に庭へ出ます。草木や花、空気や土の香りは、カラダにいいみたいです。
▲ベルガモット。放射状の先っぽが夜露で濡れていると思ったら、雌しべでした。
▲ガイラルディアとミツバチ。
▲メドがつくまで、箱庭の手入れは暫時ストップ。これからはお施餓鬼に向けて、データ処理とかきものばかりの事務集中課になります。
脳内テストをやったら、実年齢より7才若く出ました!お世辞でもうれしいものです。ウキウキ〜どうげん
塔婆かき
明日6/3は午後より、幡蔵寺さんのお施餓鬼出頭となります。出向、法務が続いております。広済寺のご朱印受けは全て予約制です。必ず事前にご連絡ください。予定が立たなくなってしまうので、アポ無し、突然の来訪での筆耕依頼はおやめください。皆さまのご協力をお願いします。
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昨日の朝。兼務をしている東円寺のお世話人さんから、ことしのお施餓鬼の塔婆のお申込みがありました。去年のを元に、お世話人さんも独自に名簿を作ってくださっていたので、カンタンなデータの追加と確認程度で、済んでしまいました。
▲筆耕完了。お世話人さん宅にお届けし、7月盆中のお墓のおそうじでの茶礼のお差し入れ、7月25日の当日を迎えることになっています。
書院が作業場状態になってきまして・・・・・。
「あら。もうお施餓鬼の塔婆書いちゃってるの?」
いやいや、こちらは直近のご法事のもの。本家さんのおうちなので、本数が多いのです。というわけで、何人かの皆さまには、ご朱印受けのご依頼を後日に振り替えていただきました。ご協力いただきありがとうございます!
▲最初の一本の表に、お戒名とお施主さんのお名前を書き、これを「手本」とします。残りの分は全て、令和元年◯月を裏書きします。エアコンが効いた部屋だと墨が乾き気味になり、塔婆に墨のダマができてしまうので、どんなに暑くても寒くてもエアコンはかけないことにしています。乾くのも同様で、自然の気候で乾かします。湿気の多い日は、2時間くらいそのまま置きます。
▲完全に乾くのを待ってから、お手本に、字ツラを合わせて表書き。お手本には令和元年◯月を裏書きして完成です。4月に新元号が令和と発表になるまでは、表書きだけを先行したり、4月中に執行する法事は平成31年なのに令和で書いてしまったり、少し混乱がありました。いまは令和元年と入れれば良いので、ラクになりました。
ベルガモットが咲いています。
▲ことしは10日程度遅れての開花ですが、その分、7月いっぱいは楽しめるでしょう。▼昨年はカヤの荒地ながらも、ベルガモットを見に来られたたくさんの方々がwebにあげてくださいました。ことしは、荒地から箱庭への魔改造も完成。拡散よろしくお願いします。▼
▲北側のベルガモットが一番大きく育ってくれました。冬に、生ごみ堆肥と火燃し場の焦土を混ぜたのを施肥した甲斐がありました。▲たぬきの学校や▲7つの石ともいい感じになってきました。▲
▲ベルガモットは根を細かく張るので、まわりに草を生やさないで済むのです。いい香りがします。芳香剤、入浴剤になるそうです。ちょっと面倒なのは、花後の剪定が忙しくかつ酷暑になるお盆時期にあたることでしょうか?
アゲハの幼虫もあちこちに出没する季節になりました。盛夏には草花が咲き、蝶やトンボやミツバチが舞うことでしょう。
明日葉とベルガモットの広済寺〜どうげん
今週末のお知らせ
6/1は小田原の東際寺さんで、お寺魅力体験プロジェクトです。明後日6/2のにちよう坐禅会は通常通りの開催です。引き続き法務となるので9時半終了の予定です。
▲食事の裏方でお手伝いすることになっています。
▲写仏の絵を描いてみました。住職のヒラもっちゃんから、今朝依頼されました。プロジェクトでどんな感じに使うんだろう?楽しみです。ネタはご朱印のらくがきです。
広済寺のご朱印受けは全て予約制です。アポ無し、突然での筆耕依頼はおやめください。皆さまのご協力をお願いします。
▲一昨日のお客様は、辻堂から。お友達と一緒にお見えになられました。書き上がるまでの時間は境内のお花を愛でていただきました。
▲たぬきの学校がおもしろかったみたいです。禅の庭の見立てでかなりいじったものの、本物の時計があったり、噴水に観音さんがあったり、クリスタルのもみの木があったり、元々のモチーフである厚キャンそのものがきれいだからだと思います。
ベルガモットがイマイチ咲かないんです。もう6月になるというのに。。。。。お墓の香炉にはハチが巣をつくっているし、米軍放送では台風シーズン到来告知がもう流れているので、ことしも台風が多いでしょう。
寒の戻り ゲリラ豪雨みたいな降りかた あの暑さがやって来る前に お施餓鬼の準備。明日から始めます。〜どうげん
ベルガモット〜やっと咲きだしました!
ご朱印受けのお客様へ
きょう5/29は2名の予約が入っています。明日5/30は企業様の新入社員研修受け入れのためご朱印受けはできません。ご了承ください。広済寺では全て予約制をとっております。作務・執務の予定が立たなくなってしまうので、アポ無し、突然の来訪での筆耕依頼はおやめください。皆さまのご協力をお願いします。
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ベルガモットがやっと咲いてきました。
▲昨年より1週間から10日遅れです。冬はドカ雪こそなかったものの寒かったことと、GW前後の寒の戻りのせいでしょうか?
墓地の跡地の箱庭。植え込みには明日葉。強い植物ですが、植え替えて100%育ってくれるものでもないのです。幸い昨日は恵みの雨。助かりました。
▲石塔を残しつつ、いかにも「元お墓!」という違和感が出ない箱庭をめざしています。ガレリアブロックがあるので、雨のときはアゲハの幼虫の隠れ家になるし、蛹になっても安全です。
▲キアゲハの幼虫です。昨年は大和市の小学校さんで、飼育実験に使っていただきました。明日葉の草原にして、蝶が草花を舞い、幼虫がいっぱいいるアゲハの楽園が理想なのです。
たぬきの学校〜観音さんの噴水のおそうじ。
▲翡翠玉を全部抜いて、溜めた雨水で洗いました。
▲この状態で、昨晩の雨を待ちました。やっぱり、ほんとうの噴水にしたいなぁ。
▲ガレリアの下はアイビー。蔓が這ってくれば、絵になるでしょう。
▲カヤだらけだった荒地。通路部分を掃きこんで、草をひいて、土を入れて、水をやって。。。。。12月から始めて、まぁ見えるようになったみたいです。「在るものだけでも こんなに きれいにできる」がモットー。理由は楽しいから。
ブランドの庭師さんは、作庭まで。だったら じぶんで やっちゃおう。〜どうげん
ブロックdeガレリア
お知らせ
明日5/26のにちよう坐禅会は休講です。ご朱印受けのお客様は、必ずご予約ください。法務、作務の予定が立たなくなってしまうので、アポ無し、突然の来訪での筆耕依頼はおやめください。皆さまのご協力をお願いします。
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タダオおじさんにもらったブロックの、消化を進めています。せっかくいただいたものの野ざらしのままでは、劣化が進むこと。また、お施餓鬼のときに、搬入の業者さんやスタッフの駐車場に支障が出るからです。
昨日はこの箱庭。
▲檀家を離れたものの、石塔を残していったエリア。その関係者さんから完全に放棄する旨のお話があったので、石塔をオブジェにし、草花を植えてきました。ブロックを並べて、1、2、3、4で1ダース。英語にすると1、2、3、4、one dozen。好きなリズムの心地よさを表現してみました!ブロックの下にはアイビーが仕掛けてあります。
きょうはこちらをつくっていました。
▲カタチが大阪南港のATCや羽田空港ターミナルビルの吹き抜けに似ているので、活かしたいと思いつつ、高く積んで、また風速が新幹線通過並みの台風が来ても困るので、高さをおさえたガレリアにしました。植え込みは未定です。
ここのところ暑かったので、たぬきの学校の噴水も干上がっていました。
▲これでは池の水を抜かれて、もはや解体寸前の厚キャン状態。井戸があったらなぁと思います。
メダカも元気です。掬って出してみました。
▲私と同じで閉所が苦手のようです。お椀が狭い!とわかるとイヤがってトビウオのようになっていました。
▲ご飯茶碗は、納骨のときに使われて、そのまま無縁塔においてあったもの。植え替えのときに水やりに使っています。甕の水は、たまに足しますが、基本的に雨水です。
貧乏性だから いろいろ 考える。それが また 楽しい。〜どうげん
箱庭いじり
★ご朱印受けのお客様へ
明日5/23は企業様の新入社員研修受け入れです。ご朱印受けはできません。ご了承ください。広済寺のご朱印は全て予約制です。必ずご予約の上でご来山ください。予定が立たなくなってしまうので、アポ無し・突然での筆耕依頼はおやめください。皆さまのご協力をお願い致します。
★にちよう坐禅会の皆さまへ
次回26日は、レギュラーメンバーさんのほとんどがお休みとなってしまうので、休講と致します。
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昨日はゲリラ豪雨と強い風で、箱庭は笹っぱのミルフィーユ。さっそく手入れをします。
▲笹っぱを植え込みへ掃きこみます。笹っぱを取り除きながら雑草も引いていきます。そのまま笹っぱを残しても、やがて土への養分となってくれます。できるまでは大変ですが、一旦、箱庭にしてしまえば、除草は植え込みエリアだけになるからラクなのです。実際、細かい草は結構あるのですが、オブジェや草木に目が行くので、相対的には懸念なしとなるのです。
▲ますらお石と乙女石の間に、石を置いて干潟を表現してみました。
▲たぬきの学校のレンガの隙間に雑草が増えてきたので、塩の出番です。▼
▲竹箒の穂先を使って、こんな感じで塩を埋め込んでみました。今回の使用量は4kgです。除草剤は使わないんです。うーん!いつ見ても、厚キャンっぽい。
▲ビオトープの大家、よっちゃん先生から、「この鉄釜だと夏に水温が上がってしまう」と教わり。。。。。▼
▲タダオおじさんのブロックで、底上げしてみました。地面にはアイビーを仕掛け、ブロックを這ってくるツルを楽しむのが狙いです。いまの時期は水中に藻が生えて、水が濁るのは仕方がないそうです。メダカが隠れたり、いろんな動きのトレーニングになるよう入れていたガラスの容器にも、藻がビッシリ!全部、外すことにしました。土には水を浄化する微生物もいるので、土の量を増やします。泥を入れながら内壁の藻を手でこすって落としていきました。
▲フロートの毘盧舎那仏さん。なんか、みそ汁色のバスクリンのお風呂につかっているみたいです。
墓地の西エリアで、珍しい蝶を見つけました!
▲アサギマダラの一種だと思います。▼
▲昨日の台風バリの風にのって、南方から来たのでしょうか?▼
▲長いくちばしで美味そうに蜜を吸っていました。アゲハにも似ていますが飛びかたが違うので、多分、アサギマダラの類でしょう。詳しい方がいらっしゃったらご教示いただけないでしょうか?
▲底上げしたら3つがほぼ同じ高さになってくれました。
箱庭「ほとけはみている」では、黄色にオレンジの麩が入ったガイラルディアが満開です。ご法事のお檀家さんにも、墓前諷経の際、お使いいただけるよう差し上げています。断続的ながら秋の終わりまで咲いてくれる長距離ランナー。わたしが広済寺に来る前から自生していたものです。以前はそんなに好きでもなかったのですが、一生懸命咲いているから、いいかなって思うようになりました。
きょうも書類しごとをスルーしてしまいました。外作務のほうが楽しいから。〜どうげん
大阪でみてきたもの②
ご朱印受けのお客様へ
本日、明日5/22は受付可能です。明後日5/23は企業様の新入社員研修受け入れ他のため、ご朱印受けはできません。
※広済寺のご朱印受けは全て予約制です。作務、執務の予定が立たなくなってしまうのでアポ無し、突然の来訪での筆耕依頼はおやめください。皆さまのご協力をお願いします。
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先週の大阪は8か月ぶりの訪問でした。久しぶりに通天閣に行ってみました。古くて懐かしいものを、うまく見せていて、いいアイデアをいただけるのです。
▲地下からエレベーターであがって、市電の車内を過ぎると、きっぷを渡すところ。このフロアーを一周するまでには、「写真撮ってあげます」との関所があり、さらに上に行くエレベーターに乗り込みます。
扉があくと展望台。いろいろな神さまがいてビリケンさんを合わせて八福神。
▲なんとなく作風が奈良のよしや先生の作品に似ていました。
▲眼下には天王寺一帯とハルカス、向こうには生駒山。戦前はこの一帯が、ルナパークだったというから驚きです。ディズニーランドやユニバーサルスタジオ以上のものがすでにあったわけですから。大阪のひとの万博誘致やイベント好きも昔からみたいです。▼
▲通天閣の思い出に。こういう見せ方をしますか?なるほど。。。。。
500円追加すると、吉本興業の若手芸人さんの案内つきで最上階に行けます。行ってみたものの。。。。。無理でした。追加して上に行けるんだから、スカイツリーの最上階のようなものを想像していたのです。金網だけで風はピューピュー。足がすくんできます。
▲ガラス越しでないのって、キモチ悪いものです。最近、高所と閉所がどうもダメなんです。
▲恵美須町駅のジオラマ。「ジオラマだとディテールの正確さが求められてしまう。ならば見立てを使える禅の庭!」ということでやっているのが、うちの箱庭。ヒントは大阪だったのです。
▲グリコショップがあって、おなじみのキャラクターなのですが。。。。。
▲レゴブロックでできていました。
3階には日本庭園があります。タワーを見上げると幾何学模様と大雄々しさがカッコいい。
ところが。。。。。
建仁寺さんの風神、雷神はもちろんコピー。
▲植え込みは全て造花。大昔、お葬式を自宅でやったとき、庭や玄関を造花やハリボテの行灯やツクバイを置いたのを思い出してしまいました。自由奔放といえばそうだし、違和感があるようなないような不思議な感覚になりました。
新大阪に戻りしな、メトロのトイレでこんなものを見つけました。
中の撮影は憚られましたが、木のモザイクがきれいでした。トイレそうじは、広済寺の研修受け入れでも重要事項。おもてなしの第1歩は、清潔なトイレから。
きっぷを買ってから、発車までの時間、めっせ熊さんに入りました。豚玉が一番好きですね。
甘口、辛口いろんな味のソースで、食べてみます。ソースを濃いめにすると、いかにも洋食!という逃げができるのも、大阪で学んだことでした。
金曜日なこととインバウンドの影響でごった返す新大阪。コンコース内のお土産の列はなんと100m。楽しいところには人が集まるわけで、大いに真似をしてみましょう。
広済寺のいろんな物資や資材は 大阪からのモンが 多いんです。〜どうげん