新お坊さんの智恵袋

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名残りのプール

町に流れる夕方のチャイムも、18時だったのが17時になり、曲も変わりました。夏のあいだ、通い続けた秦野のプールもきょうが最終日となりました。

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▲きょう 閉場1時間前。ああ、夏が終わる〜毎年ちょっと切ない気持ちになります。

ことしは毎日のように、町の広報が危険な暑さを伝え、過去にない経験だったと思います。暑いからと言ってエアコンにあたっていると、ますますカラダが外気温について行けなくなることと、秋以降、冬にかけての体力づくりも兼ねています。プールの開期が7月1日から9月2日ですから、ほぼ1日おきに通ったことになります。異常な暑さのため、広済寺のお施餓鬼の直前には、日中の作務をやめ、早朝5時台に繰り上げました。どうしようもない暑さで、しごとにならない日中を泳ぎに当てたり、18時台までの延長遊泳となる月、水、金を狙って行ったり、と行ったタイミングはさまざまでした。

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▲7月17日15時台。気温はプール内のテントにある救護所の温度計の数値ですから、実際には体感40度近いことになります。水温が32度だと泳ぐ気が削がれる暑さ。

プールの水はなんと県水。つまり神奈川県の水を使っています。秦野市は名水に恵まれ自前の水道局があるので、町の水かと勝手に思っていました。ことしは異常とも言える暑さだったため、水温を下げるために、例年よりかなりの多くの水量を入れたそうです。プールの最終日に、監視の上席の方と、期間中のお礼方々、挨拶をするなかで教えていただきました。

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▲向こうに丹沢の山並みが見え、空気もきれい。

大病もせず、健康で過ごせたのは、夏の水泳のおかげだと思います。500メートルくらい泳ぐと肩凝りや背中の疲れがとれるのと同時に、胸の筋肉も張って気持ちいいのです。血流が良くなるので、視力も回復します。炎天下の水泳なら、日焼けもでき、体内の汗も出し切ってしまうので、秋になると悩まされた脂肪の塊みたいなコブもできなくなりました。

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▲一番泳ぎたかった時間帯は、開場する朝9時直後。水が澄んでいて、泳ぎやすい。

ここ10年くらいは、夏の間、筋トレはやめてプールにしています。4,000円で何回でもプールに入れるシーズン券を買って、20回以上行くことが目標。行事が続く秋に備えます。ことしは33回でした。達成できた年は、その後、冬にかけて元気に過ごせることがわかっています。おてらさんによっては、ヨガやフラダンス、太極拳などを取り入れ、健康維持を目指しています。私は水泳と筋トレと庭作務ですね。

 

次のプール開きは新元号元年7月1日。スタッフの皆さま ありがとうございました。どうかよいお年を〜。〜どうげん