新お坊さんの智恵袋

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みやこ日帰り紀行

〜お知らせ〜本日のご朱印受けとお抹茶席は15:00までです。お墓のそうじに入っております。お気軽にお声をおかけください。
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「京都で宿が取れない」「ビジネスホテルでもふつうに10,000円超えをしている」「市バスに乗り切れないで、京都駅の階段にまで人が溢れている」と言われ久しくなります。元々、渋滞がちでとくに午後3時以降、南に向かう道が混むまちです。若い頃からみやこへはずいぶんと往復していますが、じぶんでも最近は、会議とか打ち合わせとか用件だけ済ませて、京阪特急に乗って、大阪でお泊まりのパターンに変わってきました。
神奈川県からだと東海道新幹線1本なので、同じ関東の栃木県や群馬県に行くより近い場所です。日帰りのほうが着替えもないので荷物も少なくてすみます。栂尾とか高雄とか比叡ならともかく、洛中が目的地ならば、お泊まりはなくてもよいのでは?関西はよく来るし・・・・ということで今回は10年ぶりに日帰りにしてみました。

建仁寺さんは、私たち建長寺派の末寺とも大変に関係の深いご本山さんです。広済寺の先々代、17世花島渓山和尚さまは明治時代、琵琶湖疎水建設の頃に、建仁僧堂で学ばれた方です。いろんなご縁があるので、上洛するとお参りします。↓

今回は、ご朱印とお帳面を求めに参りました。
東大路へ出て、東山安井から市バスに乗ります。外国からの観光のお客様の乗り降りがあります。両替や支払い方法がわからなかったり、混雑とそんなんで意外に時間がかかります。わたくし的には、市バスと地下鉄の一日乗車券をお勧めします。市バスでは同じ名前のバス停でも、路線で乗る場所が大きな交差点にバラバラにあります。お寺の名前のついたバス停でも、実際には境内まではかなり歩くことになります。だから、1区間でも、同じ方向へ次々にやって来るバスを下駄がわりにして、靴の底を減らさない・・・もといラクをしています。

向かったのは、知恩院さんにある浄土宗宗務庁さんです。最寄りは知恩院前です。知恩院さんの本坊に行くなら、祇園で降りたほうがよかったかもしれません。

全日本仏教青年会理事会です。本会議の開始前に撮影しました。宗派を超えて、日本全国からの方々と知り合いになりました。みんなすごく仲がいいんです。塩釜の浄土宗の東海林さん体制は6月で任期満了。次期は津市の曹洞宗の倉島さん体制になります。↓

26日に東大寺で開催される千僧法要の詳細、5月8日からのマインドフルリトリートのこと、次期体制への取り組みのお話でした。

△小さな石橋。外国からのお客様が、ここでさかんにシャッターを押していました。みやこらしい、和の風景です。

漢検の運営する漢字ミュージアム。いつの間にかできていたのですね。残念ながらもう閉館のお時間でした。

祇園の通りは、外国からのお客様で歩くのも大変です。「痛っ!」時折、リュックやバックに、サンドバッグのようにされるみたいでした。よーじやさんの祇園店の箱庭にも久しぶりに訪れました。小さな空間にホッとするものがあります。以前は苔と石でした。あぶらとり紙とコスメなど、お姉さんやおばちゃんへのプレゼントなら絶対にハズシのないお店やさんなのです。▽


めやみ地蔵さんにお参りしました。事務やったり、絵やったり、目がしんどい時があるのでお願いをします。関西は商店街にこうした合掌一礼する場所があちこちにあります。お線香のにおいや手水の跳ねる音があると、なんか安心します。5時はゆうに回っていましたが、ご朱印もいただくことができました。アメリカからの方は、スケッチブックをご朱印帳にしていました。ハンコや漢字の意味を質問されました。つぎのclass on Buddhismのプレゼンはご朱印にします。

大好きな京阪。祇園四条の改札付近には、外国人向けの案内所がありました。リーフレットもきれいでした。ソフト面で京阪の進化は、毎回、楽しみです。乗り鉄は次回のお楽しみに致しましょう。まもなく登場するプレミアムカーは、JR東日本グリーン車の発想ですが、お便所はつくのかな?

きょう、あすと・・・・・みやこは大きなさくらふぶきになることでしょう。

今回の結論
用件のみなら 日帰りでも じゅうぶん 〜みやこ往復は四半世紀 どうげん

市バスと地下鉄を乗りこなせるので、ご案内ができます。そう遠くないうちに「そうだ どっか 行こー」関西編をやります。