石塔
三門のまわりは、ちょっとした坪庭風になっています。
▲五輪の塔。本来は5段ですが、倒れても大丈夫なように、3段にしています。
▲小さいものも、こんな感じにしてみました。
古いおてらなのでいろんな石塔があります。無造作に置くとかわいそうなので、わかる範囲でできるだけもとのカタチに戻し、オブジェにしています。この日は作業が終わったあと、すぐ雨となり石塔の泥を洗い流してくれました。いにしえのみたまもきっとうれしかったのでしょうね。境内に転がっていたり、無縁塔に積み上げられていた仏さまはここ12年で少しずつ、きれいにさせていただきました。専門の庭師さんによると、日の目をみるようになるので運気も増し、非常にいいことなのだそうです。逆に、おてらのものを在野に流して、庭におくとろくなことがないそうです。それが「山から里へ」といってやってはいけないことなのです。うん・・・確かに。あたっていますね。
どうげん