お施餓鬼準備〜本堂荘厳
きのうは大雨。きょうは涼しく、準備にはもってこいですね。早朝、墓地を見回って日中は本堂のお飾りに入っています。
ことしから祭壇をちょっとコンパクトなものにしてみました。ほうぼうのおてらさんに行くと、祭壇が案外、小さいんです。キカイにはパソコン、iPadがあり、資料を広げたり、絵を描いたりするので、結局、仕事の時は、書院のお客様用のテーブルでやってしまうんですね。思った通り、ライティングデスクがぴったり。以前使っていた祭壇用のテーブル。そこから、外した打敷を垂らしたら、遜色ないじゃありませんか。コピー室でニート化していましたが日の目を見ることができました。ないがゆえの発想です。
お供物の搬入は明日以降。ざっくり、例年通りのレイアウトで、ものを置いていきます。普段からものを増やさないのがコツ。
書院まわりは明日やります。
5日のお施餓鬼には、部内の和尚さんが16名、お檀家さんが60名、荷担のスタッフが10名、その他で約100名のみなさんが広済寺にやってきます。
お配りするペットボトルのお茶です。say you かジャスコか迷ったのですが、事務用品から典座まわりのものでは、品揃えが多いので、一回で済ませられるジャスコにしました。往復のコスパをみてもジャスコですね。
「イオンでしょう?」 じぶんの頭のなかではジャスコなんです。ショッピングカートにはジャスコのロゴマークがまだ残っています。
おそうじだいすき グチャグチャが きれいに 変わるのが たのしい 〜どうげん
白夜が終わる
お知らせ^_^ご朱印受けのお客様へ
1・明日31日は、用事が連続しているのでご朱印受けはおやすみです。
2・1〜4日はお施餓鬼準備で動いているので、事前にご予約の上、ご来山ください。
3・5日は広済寺、6日は兼務の慶徳寺、耕雲寺さん、7日は妙泉寺さんがそれぞれお施餓鬼となり、終日動けないので、ご朱印受けはおやすみします。
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夏時間で動いています。この時期は、5時前に目覚め、5時台、6時台に草引きをし、7時台に朝食を取りながらブログをアップすることが多いのですが、お施餓鬼のある5日が近づいてくると、来客も増えてきます。規定のお施餓鬼回向料を先に納めたい方、棚経のおやすみをお知らせにみえる方、お施餓鬼に来られないのでお付届けを先行してお持ちになられる方・・・・・など、様々です。そうこうしているうちに、午後からの、およそのおてらさんのお施餓鬼に出頭する時間になってしまうのです。
ひいても、ひいても、草は生え、樹木は葉が茂り、日差しが強い夏。雲りっぴで日差しはなくても、蒸し暑く、お墓をちょっと回っただけなのに、汗でシャツやじゅばんを替える夏。暑くてカンタンな思考ができない夏。広済寺のお施餓鬼になる5日あたりまでがピークになります。
なかなか落ちなかった太陽も、わずかながら日に日にはやくなって、7時半近くまで薄明かるかった白夜ももうすぐ終わります。とにかく一日がはやいです。もっと時間があったらなあ。経済的にももっと余裕があったらなあと思うけど、限りあるなかを、なんとか乗り切っていくことで、知恵が生まれます。全てが恵まれていたら、それでおしまい。なにも考えることも、実行することもなかったと思います。
自己と向き合う・・・・・そこに気づかされるのも、お施餓鬼準備が本格的になる今ごろのことなのです。
7月も終わりですね
お知らせ^_^明日7/30のにちよう坐禅会は8:30〜9:30まで(茶礼を含む)となります。行事がたてこんでいますので30・31日のご朱印受けは終日おやすみとさせていただきます。
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部内さんのお施餓鬼に出頭して、戻ったら袈裟や衣を干したり、じゅばんと白衣を洗います。汗が凄いので、下の方に香を焚いています。白衣はすぐに洗わないと黄ばみがでたり、袈裟や衣は型崩れするので、メンテナンスもひと仕事。
ご朱印のラクガキを希望される方が多いので事前予約制にしております。最近描いているのは・・・・・
七福神とか
建長寺さんの英語坐禅会のリーフレットで描いたような、お坊さんが警策を持って回る絵とか、
千手さんです。きょうのお客様は七福神も所望されました。
七福神が一番人気みたいです〜どうげん
今週末のお知らせ
7月に亡くなったら、新盆はことし?来年?
いまは、部内のお施餓鬼に出頭しながら、じぶんの寺のお施餓鬼の準備に追われる頃になります。この時期に、もうひとつ、対応に苦慮するのが、お葬式とそれに続く供養です。おてらによっても違いますが、多くの場合、お施餓鬼で新盆供養をします。するとお施餓鬼までに、四十九日法要を終え、お施餓鬼で新盆の供養をし、お盆の棚経でも新盆のお飾りをすることになります。
例えば、・・・・・ご逝去が6月末から7月初旬だと四十九日法要はお施餓鬼直前。可能には可能でも日程的には、かなりの強行軍。ご逝去が7月半ば以降だと、来年の夏まで新盆は持ち越しとなります。お檀家さんならば、即、おわかりいただけているようなのですが、ご近所さんやお友達だと、「えっ!夏ってお盆だから、新盆でしょ」となってしまうようです。さらに、7月にご逝去の場合、四十九日に当たる日が、秋のお彼岸前。すでに週末は他の法事であらかた塞がって、日にちが取りにくくなるという現実が待っているのです。円滑な法務のために、おてらとしては、なんとか、お施餓鬼が終わるまでは、訃報がないことを祈るというわけなのです。
数字のことは自動的に計算で埋まってしまうのです。広済寺では、少人数での法事は、お施餓鬼であわせて行なう附施餓鬼や春秋のお彼岸の中日を含め年5回の合同供養に振り替えていただき、法事が過度に集中しないよう分散化を進め対応しています。
新盆がことしか来年か?広済寺では8月5日のお施餓鬼までに四十九日法要を済ませていることが基準ですが、おてらさんによっては8月盆を基準日にしているところもあります。ネットで調べるよりも、直接、お尋ねになられたほうがはやいと思います。
数字って苦手ですが、おてらって数字に強くないとダメみたいです。じぶん…どえらい苦労しましたから。〜どうげん