新お坊さんの智恵袋

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トイレそうじマニュアル〜男性用編

昨日に引き続き、トイレそうじネタです。きょうは男性用東司のそうじ方法を紹介します。

デッキブラシが立て掛けてあります。

ないことを願いたいのですが、チッチくんがかかっていることも考えて・・・・・

↑柄のところにトイレマジックリンをかけて、洗ってしまいます。

男性用東司で汚いところは、便器の下まわりとその床面(タイル)です。ここはたっぷりとトイレマジックリンをかけて、デッキブラシでこすっていきます。

ラージ個室の方も、やっていきましょう。洋式便器のそうじ方法は、きのうアップしたみんなのトイレ編と同じです。使った形跡が見られないときは、便座と馬蹄まわりをトイレクイックルでふく程度です。

タイル面をこすり終わったら、デッキブラシはよく水で洗い流し、元のサヤに収めます。

タイル面に水を流し、泡を切ります。

チッチ用便器にトイレマジックリンをかけます。

防臭剤はダスキンのもので、月1回交換しています。これも便器から出します。吸込口のフタも外に出して、スポンジでこすります。

↓ここに↓

スポンジを突っ込んで、洗っていきます。臭いが溜まってくる部分なんです。ここを洗いきってしまえば、臭いのもとを断ち切れるわけです。チョット辛抱して、やっちゃいましょう。

残りの便器も同様にやったら、スポンジは再度、トイレマジックリンをかけ、水で洗い流し、バケツに戻します。

続けて、窓です。ワイピングクロスに水をつけてから・・・

かたしぼりでふきます。汚れがひどい場合は、何度か繰り返します。

また洗って、

ラージ個室の壁、ドアノブをふきます。

ドアノブもいろんな手が触るところなので、トイレマジックリンをかけて、洗います。

踏み込みエリアをふいていきます。

まれにトイレサンダルのまま、踏み込みに上がってしまう方があったり、おじちゃんだと横に振って、チッチを散らしてしまうこともあるので、念入りにふきます。

また洗って

うん。いい感じになってきました。

大活躍のワイピングクロスをよ〜く洗って、しぼって、

鏡や洗面台まわりもふきあげます。ワイピングクロスは洗って、元のサヤに戻します。

手拭きのタオルを交換します。

おかげさまできれいになりました。

女性用トイレは、ラージ個室の数が2つでチッチ便器ゼロなので、ほぼ同じ要領でやっています。使用頻度が低いのか、輪ジミが出やすいので、セボンみたいな薬剤をたまに使います。
東司の芳香剤は、サワデーだと気化するのが速すぎてコスパが悪いので、消臭力にしています。

そうじのあとは、きていたトレーナー、シャツ、ジャージのズボンは脱いで、洗濯にかけます。手はキレイキレイを泡立ててくるぶしまで洗います。次に来客もあるし、書き物もあるからです。

僧堂のときから、素手でやっているので、汚くてイヤだとか思ったことはないですね。汚物と言っても、ウンチくんもチッチくんも、さっきまでじぶんのお腹のなかにあったもの。臭いはでるもの。・・・・・・汚かったものが、だんだんきれいになっていくのが面白いので、東司そうじが苦に感じたことって、ほとんどないんです。順序良くやれば、手首や指先以外、カラダを汚すこともありません。
東司そうじをやっていて、「大金が入った」とか「宝くじが当たった」ことは一度もありません。ただ、手先の冷え性はなくなりました。昔は指先が冷たくてどうしようもなかったんです。東司そうじをしていると、真冬でさえも、手先が火照ってくるので、不思議です。「もし、本当にそうじの神さまがいるのならば、これがお礼なのかなあ。もし、本当にそうだったらありがたいなあ」って、いつも思っています。東司の狭い中をちょこちょこと動いて、立ったり座ったりして、自重スクワットをしているのと同じなので、トレーニング効果もあります。

最後までスクロールしていただき、ありがとうございました。

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