新お坊さんの智恵袋

どうげんが毎日発信〜きょうの広済寺・住職の予定・坐禅会と写経会情報をいちはやく!

陽の目をみた石仏

〜お知らせ〜26日の坐禅会は、普済寺様のお施餓鬼のため休講です〜

作務は春くさに追われています。広済寺では、除草剤は一切使いません。草が密集して取りきれないところでも、せいぜい塩を撒くくらいで、あとは全部手で引いていきます。ご近所は井戸を使っています。それに、境内は、春先にはふきのとうやたけのこ、初夏にはミョウガや明日葉がとれるし、畑があるからです。今年は草を引いたところに、タマリュウやみそはぎを植込み、草が生えにくい境内にしています。先日のこと。タマリュウを植えるのに邪魔だったので、当たる石のようなものを掘り出してみました。

▲こんな台座が出てきました。洗剤の泡になった部分でわかると思うのですが、太陽の塔の顔みたいです。かわいい感じです。真ん中に丸い穴があって、石仏がはまるようになっていました。寸法をとって、どの石仏の台座だったのか確かめてみました。これまでにも、境内にゴロゴロ転がっていた石仏は、かわいそうなので、庭のオブジェにしてきたのです。オブジェになっていただいている石仏のおみ足をみたのですが、すべて穴にはまるような細工はなし。ということで、採寸的にぴったりの観音さまに座っていただくことにしました。この観音さまは台座がなく、腰周りは土に埋めて自然な感じにしていたのです。掘り出して、お風呂に入れてあげました。



これまでも三門に鎮座していました。今回は、より目立つ前のほうへちょっとお引越し。お参りの方々をお守りしています。

どんな仏さまも、心を込めて彫ったものです。埋もれた仏さまは、庭のオブジェにして、陽の目をみていただくようにしています。