時が過ぎて・・・
引越はほんとにしんどい作業です。会社や店舗の統合もこんな感じなのかなと思ったりもします。整理が始まるとはまってしまいます。ばらばらになっていたモノが一箇所になるので、これがすめば、事務効率は格段に上がるでしょう。
今回の大移動。「いずれこの日がくる」と、荷物の整理そのものは7年前に大々的にやっていました。当時、一緒に手伝ってくれた学生さんも、いまでは独立して頑張っています。箱や家具だけ移動すればいいようにしておいたのです。これは奏功でした。
でも、さすがに7年も経てば、いらないものがでてきます。
▲「こんな重いものもてないよ〜」大丈夫!大きいものは、厚手の赤いカーペットを敷いて、引っ張って運びます。非力のわたしでもこの通り!
▲電話の子機です。最近は使わなくなりました。なぜって携帯電話に転送をかけてしまうからです。おてらさんでも、20年くらい前は、各部屋に電話があって内線なんてありました。なにもわからないと、新しくするなら、こんなもの、あんなものと思った時期もありました。でも、時が過ぎてどんどん変わってしまうので、あまり凝った建物はいらないのではと思うようになりました。
▲どこかのおてらさんの落慶祝でいただいた紙の「ギロチン」です。最近の奉書は、折れ目があり、もう書くだけのものが出回っていますから、使わなくなりました。
しばらくは、本堂しか使えないけど、お檀家さんが見えたとき、少しでも不便を感じさせないような空間にデザインしています。