新お坊さんの智恵袋

どうげんが毎日発信〜きょうの広済寺・住職の予定情報をいちはやく!

トイレそうじからの学び

おはようございます😃

毎週木曜日は隔週ごとに、ビンと不燃物(ガラクタ)、カンカンとペットボトルとなっています。門前の目の前がゴミの集積所で、おてらの境内地でもあるのです。

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▲ほとんどがお檀家さんでもあります。きれいに置かれていきますね。ものを食べれば、こうしたゴミが出るし、お便所を汚すわけで、その辺を上手にメンテナンスしていくことも、我々住職や町工場のおじさん(社長〜)たちの役目だと思います。

何があっても、多少やり方にレベルを差をつけながらも、5月中旬から毎日休まず続けているトイレそうじ。

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▲10月はお仕事激減ゆえ、時間がとりやすい。よって、コロナ禍前ならば仏教会でお檀家さんを募ってのおてらめぐり、おてら同士ならば晋山式や建物の落慶式があてられたものです。コロナ禍もあってお仕事激減、貯金を取り崩し、ああもうダメだ〜と何回思ったことか?

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でも、クレジットやカードローンも組まずに、そして、なんとか支払いに極端に追われることもなく、なんとかなっているのは⋯

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▲トイレそうじのおかげ。便器の洗いは素手でやっています。急に忘れかけていた案件を思い出して書類をあげたり、お客様に連絡してみたり、気づきのひとつひとつが無事と安心になっていることは確かです。

「コロナ禍でどうやったら生きていけるんですか?」これには「丁寧にやるしかない」と私はよく言うのですが、それしかないようです。お金というのは不思議なもので、あれば出るものも増えて、ない時よりも状況が悪化するという特徴があります。足るを知るを試す道具。だから経済学な理論や考え方と仏教的な哲学はつながると思っています。なぜって両者は真理だからです。

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やっぱりウスシマさんは守ってくれている。〜どうげん