師走の合同供養

こんにちは😃

冷たい雨ですが、作物やガーデニングには、いいおしめりとなりました。きょうと明日12/6は合同供養です。

コロナ禍で控えていた方やキャンセルしていた分に当てるための開催です。

「この日にやるよ」とかわらばんで発表した11月頃は、まだまだGO TOキャンペーンのさなかでした。「遠くに行くのが良くなっているのに、法事もしないのはちょっとなあ」という雰囲気でした。いま、また状況が変わってきたのが気がかりなところではありますネ。

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広済寺では、個別にやる法事といくつかのお檀家さんをまとめてやる合同供養とがあって、お檀家さんは自由に選ぶことができます。

合同供養のお申し込みの方には、

▲こんな添え状があります。合同供養はすぐに申し込めるし、日程の変更もできるところは、新幹線や特急の指定券を予約するみたいなものです。じぶん自身、神奈川県仏教青年会で事務局長や会長だった時、移動が多い日々でした。電車のそれはとてもありがたいしくみでした。よって、それくらいのスピード感を目指したのです。

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▲私のお経のところ。禅寺では殿司(でんす)と呼びますが、私はわかりやすく「運転台」と言うこともあります。きょうのおうちは、えれーな号が、いつも餌をもらって可愛がっていただいている先。えれーなもお経のときに、一緒にいることにしました。

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合同供養の時は、待合からお経まで全て本堂で行ないます。お茶🍵は手だしを敬遠される方もあるのでペットボトルでお渡ししています。お菓子は本堂で食べるのはちょっと憚られますのでお経のあとでお渡ししお土産にしています。以前には、私と一緒に読んでいただいていた後半のお経につきましては、飛沫感染防止もあり、みなさんとはやらず、私のほうで最後まで通してやるようにしています。

当面はこんな流れでいくでしょうね。いまは、どこのおてらさんでも、感染防止への対応があることでしょう。

▲きょうはやや肌寒いので、はじめてストーブを出しました。椅子だと座ってから「寒い寒い😵」となってしまいます。おすわりしちゃったほうが足があったかいんですよね。

きょうは1組だけのご家族なので、修行の雲水さんが使っているのと同じ坐禅用の布団を使っていただくことにしました。ちょうど全国の臨済宗の僧堂では臘八(ろうはつ)大接心という坐禅の強化期間にあたります。坐禅にふれる、いい機会になりました。

「こんなんで坐禅しているんだ⋯」

みなさんは初めて見る大きな座布団にびっくりのご様子でした。▲これが単布団です。▼

▲サインはゼウス選手が、逗留していった時に残していったもの。

▲似てますか？ことしのチャンピオンカーニバル優勝者です。コロナ治ったかな？

▲コロナ禍が無く、従来どおりに、ふつうの法事ができていたら20名前後が集まります。本堂は全部の扉と窓を締切って、ストーブを随所に置いて、室内を暖めて、椅子に腰掛けてとなります。今はコロナ禍ですから、窓は開けっぱなし、ストーブで局所暖房、大きな単布団に座ればあったかい・・・・・ということで、こうなりました。コロナ禍で気づいたことがあります。それは、「当たり前だったことができない。ならばどうする？」と一捻り、ニ捻りと物事をよく考えるようになったことです。

洋間が多くなり、最近は座ることが少なくなりました。お膝やあぐらができる方ならば、冬は座ってみたほうがあったかいからこのほうがいいみたいですね。座ることは心をしずめます。一日一回は仏壇の前でお膝をしてください。

年内の合同供養は明日12/6と大晦日31日の諸堂諷経となっております。〜どうげん

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