ほうれん草のゆがきかた&保存
お檀家さんのキミ子おばさんから、この秋初めてのほうれん草をいただきました。
「つくってないから、じぶんでやって〜」
と言われましたが、大丈夫。ざっくり洗いはしてあるし、採りたてでおいしそうです。洗い、茹でかた、保存までをやってみましょう。
▲深さがあるバケツかちょっと大きめの洗面器状のタライを用意します。2度、3度、たっぷりの水で洗います。
▲終わったらこんな風にボウルに置いておきましょう。弾かれた水がこんなにたまっているのは新鮮な証拠です。
▲鍋に8割強の水を張って、着火。湯立たせてください。そのあいだに、シンクのほうは。。。。。。
再度、タライに水を張っておきましょう。茹で上がりのあと冷却するのに使います。
鍋の水がキンキンになったら、ほうれん草の根っこのほうから投入します。根っこの方から柔らかくなりますから、菜箸でかき回していきます。葉っぱを焦がさないようにします。
▲キンキンに湯だっていないと、せっかくのほうれん草のきれいな色合いがボケて、まずそうになります。
火加減を調節しながら行きます。最初の段階で8割の水を張っているので、容量的にも、もう差し水はできませんし、茹でるまでは3分なので、差し水なしの火加減調節のみでいけると思います。
▲ねっ!いい色でしょ。
3分経ったら、シンクで冷却します。
こんな感じで、根っこでピッチを揃え、水気をよく絞ってから、ザルに掛けておきます。コレって僧堂時代に典座番で学んだ方法なんです。先輩さんによっては、ほうれん草の水気をはやく切るために軽く醤油を掛けることもありました。しょっぱいのが苦手なので私はそのままでいきますよ。
▲このまましばらくおいてから、もう一度、ぎゅっと絞って水気を切ります。
用意良くタッパの類が置いてありますが、、、、、
▲こういうことです。左は冷蔵庫で保管し明日までに使い切り。右は冷凍庫でちょっと長期保存します。こんなんで、つくりおきしておけば、たまごやバターとあわせてソテーにしたり、麺類のときのトッピングなど、すぐに使えるというわけです。茹でてここまでにするのが手間なので、やる時はいっぺんにやっておくとよいでしょう。
どうしても出てしまう端切れやカス。僧堂の時は「無駄にしたらいけない!」とせっつかれたモンですが、いまは住職なので、まあいいとしてくださいナ。キリないですし。。。。。
ほうれん草は英語でスピナッチ。上記の内容は、12月のクッキングプロジェクトでもやる予定です。
厳しいばかりじゃなくて 楽しいほうが 何事も長く続く。、、、はず〜どうげん