草とり〜ワンオペシリーズ③
草とりは生きている限り永遠にやってくるしごと。草を生やせば「だらしない」と言われ、コツコツとやってはきましたが⋯抜いたってまた生えちゃうし、ましてやひとさんを頼んでまでやるだなんて、時間とお金がもったいないですよね。
天ぷらで使った古い油を撒く
▲天ぷらや揚げ物で使ってだんだん色が悪くなった油。もう、今回で使いきりというときに、熱いうちに撒きます。細かい草が異常に密集したところを狙いましょう。
▲ジーっという音とともに草は消滅。油がのったところはしばらく草は生えません。が、油が土にかえると、こんどは肥やしになるので、草を生やします。適宜、お試しください。
地の塩 世の光攻撃 (そるとおぶじああす らいとおぶざわろうど オペレーション)
比較的、炎天下が期待できる晴れた日がベストです。ジャスコで400円くらいで売っているトップバリュー製品の食塩5kgでじゅうぶんです。塩を撒くだけ。人件費はゼロです。人畜無害。素晴らしい〜!
塩を撒いて、小さいながら密集した草を枯らすことができます。大きい草がある時は、ある程度、除去してから撒いてください。
▲異常にはびこったので、数回にわたって撒きました。茶色になって枯れているのがわかります。除草剤と違って、人畜無害なので自然の生態系も壊すことはありませんね。
▲ことしもセミの抜け殻がいっぱいだったし、
▲鳩が、残った塩粒や土にいる虫を食べにやってきます。
塩は土にかえります。草もまた生えてきます。草が生えなければ、野菜や果物や花も育ちません。草が生えてくるのは土が正常な証です。大切なのは草との共存でしょう。塩と日光を使えば無害です。草は手で引く、塩を撒くの両方でやっています。もちろん塩のやりすぎは厳禁ですよ。
「おてらだから、塩でお清めなのか」と思っていたお檀家さんも、いまではおうちの庭で実践してくれるようになりました。
除草剤。ダメ!絶対!〜どうげん