無観客お施餓鬼〜2日目
Covid-19感染防止のため、ご朱印受けは対面受付を控えております。どこのおてらでも通常のお盆やお施餓鬼ができないでいます。感染者数の増加は、ちょっと尋常ではないとも思われますので、下記の通りの対応となります。ご協力ください。
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おはようございます😃!
本来ならば、きょう8/5は広済寺のお施餓鬼です。例年ですと、建長寺派神奈川第4部のオツさん15名、お檀家さん60名余、スタッフ諸々15名とあわせて100名が、こんな小さな寺につどっておりました。
辛い限りですが、感染防止を踏まえ、できることからやっていきましょう。皆さまに少しずつ、ご協力をいただき、昨日から始まったお施餓鬼。きょうも最良の一日になりますように。
お経は9時と14時がライブLive。私の肉声と演奏です。その他の時間帯は録音したものを随時流し、外に居てても、例年のお施餓鬼にいるような感じにします。
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きょうの霊具膳
▲ご飯、お豆腐の味噌汁、厚揚げ、なすの煮浸し、きゅうりのぬか漬けです。
餓鬼めしの作り方
▲庭からツワブキ(石蕗)の葉っぱを取ってきます。ツワブキって⋯?
▲こんな植物。見たことあるでしょ?
大きめのお碗にアルミホイルを敷いて、内側に水を入れ、表面を湿しておきます。
▲ご飯をギュっと詰めてから、
▲ドンっ!
パカっとお碗を外して、
▲ホイルを剥がします。
▲きれいに抜けましたが⋯
▲五色旗の入った竹を挿すと、ご飯にヒビが入ってしまうので⋯
▲ご飯は熱いですが、手を水に濡らしながら、ペタペタと整形していきます。
いろんなみたま、精霊や地縛霊、餓鬼、なんでもこい。そのために餓鬼めしを捧げるのです。
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▲お盆の花、みそはぎは水向けのときに使います。
▲広済寺にはみそはぎをたくさん植えてあるので、▼
お墓やお盆のお飾りの時に、テキトーに切って、自由に使ってくださいね。
お経と魚鱗(ぎょりん/木魚のこと)と導師の3つの役をひとりでこなすので、こんな感じにアレンジしています。運転から車掌業務まで、なんでもこなす地方ローカル線の運転士さんみたいですね。禅寺ではこの場所を、殿司(でんす)と言います。じぶんでは運転台とかコックピットと呼んでいます。
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穴があいたジョウロなんか、ふつうの人なら、ほかしちゃうんでしょうけど、
▲チョロチョロ流れるから、お客様へ打ち水を作ってくれます。▼
変わっている 工夫する 笑える。そういうのが好き。〜どうげん