観音さんを移転しました
昔のあげどきを、ほぼ毎月1回設定して、「普段着で気軽に年回忌供養を」ということで行なっている合同供養。きょうがその日だったのですが、延期やキャンセルで、たったひとり。門前のお檀家さんだけでした。まさに貸切です。
午後から田村の妙楽寺さんへ。石をいただいてきました。あと2回くらい行くことになると思います。
観音さんを、たぬきの学校の正門前へ移転しました。区画だけ求めてあった方が、事情が変わってお檀家を抜けたので、ちょうどここがあいたのです。地面が泥で剥き出しだったので、除草の手間を省くためにも、GW中に移転をしておきたかったのでした。お散歩や墓参の方々にもきっとご加護が訪れるでしょう。
▲上のドームみたいなのは、まさやさんちが大昔、お菓子屋さんだった頃、砂糖や飴を練るのに使っていた銅の鍋。カタチと強度は抜群なのですが、銅は緑青が出るため、メダカのビオトープにはできないのです。しばらくは観音さんのドーム屋根として奉公してもらいましょう。
▲お檀家さんのアキラさんにいただいたお古の五色砂利も置いて、さりげなく資材置き場にしておきます。
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真ん中の白っぽい石が妙楽寺さんからいただいてきたもの。観音さんの元々あった場所が空いたので、東西南北にわたる遠近感を活かしつつ、主たる箱庭の延長線と補完を担う小さな空間に、みどりの静寂を表現してみようと思います。
▲丹沢山系を借景に、歴代墓地までの奥に伸びる感じ、続く感じが好きなんです。
時刻は17時前。甕やビオトープやお地蔵さんの影が面白いでしょ。
▲ここのあやめは、真冬にやった施肥が効いて、腰の高さにまで育ちました。施肥と言っても残飯でつくった生ごみ堆肥と火燃し場の焼土や灰のブレンドしただけのもの。あるもののリサイクル♻️なのです。
貧乏で良かった。すべてが揃っていたら、「どないしよ?」と知恵や工夫やみんなとは違った発想が生まれることは、絶対にないから。〜どうげん